1993年、逝去した人気作家・森瑤子とアートディレクター・亀海昌次が7年間にわたって綴った、共作エッセイ。<br />ホテル、香水、癖、香港、別れ、レストラン、記念日……。<br />数々の思い出の中から、共通の素材を探り当て、心の機微に応じるままにふたりはペンを走らせていく……。<br />友情と尊敬を抱きながらも文章の世界で激しい戦いが展開する。<br />巻末に亀海昌次による、追悼・森瑤子を収録。<br />