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使える!『徒然草』

『徒然草』を教科書では、「無常観に基づいて人生観を綴った随筆」と教える。
しかし、それだけでは読みが浅い。
現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。
たとえば、「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ」(初心者が二本の矢を持ってはいけない)という第九十二段では、「集中力を高める」秘訣を教える。
また、「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし」(たとえ本心でなくても賢人に学ぶ人が賢人である)という第八十五段では、真似ることで技が磨かれるという。
『徒然草』は上達論として読める古典なのだ。
その他にも、「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「嫌な気分を整理する方法」など、先人の智恵から多くのインスピレーションが得られる。
「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて‘使う’というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と著者は語る。
教科書では教えない「平成徒然草」の読み方を紹介する。




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