あの有名人101人にみる 理想の逝き方
なんの前ぶれもなく、ぽっくり死にたい──。
そう考える人は多いだろう。
しかし、死を考えることなく逝くことが、本当に幸福だろうか。
本書では、作家、芸術家、俳優、政財界人として活躍した「あの人」のご臨終場面を再現。
たとえば、「延命治療を拒否した人」として、緒方拳(俳優)、長谷川町子(漫画家)などを紹介。
他には、「仕事にすべてを燃焼させた死に方」として、溝口健二(映画監督)、田中絹代(女優)、「自死という美学を貫いた人」には、江藤淳(文芸評論家)、三島由紀夫(作家)、「不慮の死をとげた人」には、向田邦子(作家)、力道山(プロレスラー)などなど。
さらに、「じたばたしても潔い死に方」「人知れず姿を消す」「急死」「自然死」など、死に方の類型を人物のエピソードとともに綴る。
現代日本人100余人の「逝き方」を哲学者が徹底研究。
あなただったら、どんな死に方を理想とするか? 悔いなく人生を閉じるための心得帳である。
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