人望が集まる上司学
いくらオフィスの機械化が進んだといっても、会社という組織の中で仕事をする以上、仕事の主役はあくまで人間。
いや、機械化が進めば進むほど、人間的な魅力や持ち味が職場の雰囲気を盛り上げ、円滑な組織運営に与える影響は強くなったといえる。
つまり、サラリーマンにとって、人望力は「永遠のテーマ」なのである。
本書の著者は長年、経営コンサルタントとして、管理職教育に携わってきて人物。
その経験から、人望とは水面上の氷山の一角のようなもの。
しかし、水面上の氷山を大きくするには、水面下の氷山を大きくするしかないと説く。
本書では、その考え方をベースに、どのような上司に人望が集まるのか、どうすれば人望を集める上司になれるのか、水面下の氷山を大きくするための心構えや考え方、ほめ方、叱り方などを具体的に説いている。
人望とは目に見える表層的な評価ではなく、トータルな人物評価。
頼れる上司を目指すサラリーマンの必読書。
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