仕事の成功や富を急ぐあまり、現代ビジネスマンは目前のことに一喜一憂しすぎてはいないか。<br />人生八十年となった今日、そんなにあくせくしては身も心も休まらないし、たとえ成功したとしても、‘早散り’の悲劇を招いてしまうだけである。<br />本書は、大器晩成の哲学をあますところなく説きながら、人生における本当の幸せとは何かを考えさせてくれる書である。<br />