日に新た 成功する心の持ち方 育て方
松下幸之助が毎月の給料袋に忍ばせ、2万人の従業員に贈ったリーフレット。
そこには、仕事も人生も充実する≪成功への金言≫が散りばめられていた。
時は1950年代、松下電器(現パナソニック)の従業員が倍増し、資本金約3倍、売上高は約5倍に増大する飛躍の時代。
一方で、業績とは裏腹に、直接顔を合わせることも、言葉を交わすことも少なくなった従業員との距離感に、幸之助は憂いを抱くようになっていた。
会社が大きくなろうとも、仕事の意義や処世の道、有意義な日々を過ごすための心のもちようを、みずからの言葉で伝えたい。
幸之助はそんな願いをリーフレットに込め、「きょうよりあすと生成発展する‘日に新たな姿’が、それぞれの成功につながっていく」と随所で説いたのである。
経営者やリーダー層はもちろん、あらゆる立場、年代の読者に希望を与える幸之助からの「幸福の手紙」を、待望の電子書籍化。
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