二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう 生きるための禅の心
禅寺として有名な鎌倉の円覚寺、その境内の一番奥には小さな掲示板があります。
管長である著者は、毎月この掲示板に、詩人坂村真民の詩から抜粋した言葉を書きつけています。
坂村真民は「念ずれば花ひらく」や「二度とない人生だから」といった有名な詩をのこした仏教の心を伝える詩人です。
その詩の言葉に著者自身が救われた経緯があり、訪れる方に広くお伝えするために書いているのです。
「紙とペンを貸してください。
あの言葉を書き留めたい」と頼み込んでくる方や、「あの言葉に救われました」と言う方もあらわれて、やはり坂村真民の詩の言霊の強さ、深さにあらためて驚きます。
本書は、坂村真民の詩を通して、生きるとは、愛するとは、家族とはといった人生の様々な問いに答えるものです。
いま、この瞬間苦しんでいるのはあなたひとりではありません。
二度とない人生だからこそ、全身全霊でいつくしみ、全力で生き切る。
そんな生きてゆく本当の意味をやさしく解き明かします。
ぜひ、座右に置いていただきたい一冊です。
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