感情を整える ここ一番で負けない心の磨き方
麻雀は東南西北の順番で回っていて、勝っても負けてもまた自分に返ってくればいいという感覚で打つものだという。
点では考えないのだ。
感情も同じで、マイナスの感情に強くとらわれたときは、プラスの感情と円でつながっている感覚をもてばいい。
苦しさの反対には楽、悲しみの反対には喜び、不安の反対には確信がある。
そうやって感情を重ねていくと円が描けるというわけだ。
つまり、いつまでもマイナス感情が続くわけではない。
同じように、プラスの感情も続かないようになっている。
悲しみに浸りすぎても、喜びに浸りすぎてもよくない。
感情に振り回されずに、力みを抜くコツはここにある。
湧き上がっては消えていく、この感情とはいかなるものか。
どのようにバランスをとればよいか。
自分の力をじゅうぶんに発揮するにはどのような方法があるのか。
「二十年間無敗の伝説を持つ雀士」といわれる著者が、自らの経験のなかから生まれた言葉でじっくり語った一冊。
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