鳥肌が
小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。
自分以外の全員は実は……という状況がこわい。
「よそんち」の不思議なルールがこわい。
赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい……。
日常の中でふと覚える違和感、現実の中に時折そっと顔を覗かせる「ズレ」、隣にいる人のちょっと笑える言動。
それをつきつめていくと、思わぬ答えが導き出されていく。
こわいから惹かれる、こわいからつい見てしまう。
ただ、その裏にあるものを知った時、もう今まで通りではいられない!? ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。
そんな42の瞬間を集めた、笑いと恐怖が紙一重で同居するエッセイ集。
更新中です。しばらくお待ちください。