パニック障害、僕はこうして脱出した
歌手・円広志が15年以上に及ぶ、パニック障害との闘病を赤裸々に告白。
15年前、テレビ収録中に発症したパニック障害。
一時はテレビ番組もすべて降板して療養に入り、ひどい時は外出すらできなくなった著者。
しかし、周囲の支えと、本人の辛抱強い療養生活もあり、徐々に仕事復帰を遂げ、いまでは以前と変わらぬように仕事をこなせるまで回復。
本書ではその闘病生活とともに、「パニック障害は必ずよくなる」というメッセージが同病の方へのエールとともに語られます。
また、病気とのつき合いの中で考えた「幸せの意味」「ストレスとの向き合い方」などにも触れ、働き盛りの中高年への応援メッセージとなっている。
(以下、著者からの言葉)50歳までは生きられないだろう…病状のひどいときは、そんなふうに思い、将来についても絶望していた。
でもそんな僕も、還暦を過ぎた。
まだ、体調の悪い日もときどきあり、病気とのつき合いは続いているが、だいぶよくなった。
仕事も以前のようにこなしている。
そう、パニック障害は必ずよくなるのだ。
この本でそのことが、皆さんにわかってもらえたら僕はうれしい。
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