箱んでばっかの警備屋さん。
「――ノアっ!」ツクモの声で、ノアはハッとわれに返る。
一瞬。
黒い感情が支配した瞳に、光が戻る。
「大丈夫だ。
大丈夫、俺が居る」――ニコニコ安全警備保障のツクモとノアの元に「依頼人不明」「依頼内容の詳細不明」という怪しい依頼が舞い込む。
運ぶものは’箱’。
そしてその’箱’の中には……。
ノアの秘密。
そして、ニコとノアとツクモ――3人の出会いの話「第0話」。
「しにがみのバラッド。
」などの著者・ハセガワケイスケによる「箱屋。
」シリーズ第3弾。
書き下ろし読み切り短編。
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