こころの相続
330万部ベストセラー「大河の一滴」がいままた話題!国民的作家、その真骨頂!未曽有の時代に、作家がもっとも伝えたいこととは「遺産」とはお金や土地ばかりではない。
私たちが相続するものは、経済的な「形あるもの」ばかりなのか。
人との挨拶の仕方、お礼の言い方、そのほか数えきれないほどのものを、私たちは相続しているのではないか。
いまこそ「形なきもの」の中にある大切な相続財産に目を向けよ。
「魚の食べ方」という身近なエピソードから出発し、両親との記憶、日本の文化や戦争へと広がっていく話題。
コロナで人と人のつながりが問われるいま、90歳に手が届く年齢となった作家が、深い思索と洞察から導きだした渾身のメッセージ。
あなたは何を遺しますか――?
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