日本人の忘れもの
■万葉集研究の第一人者で文化功労者の著者が、日本人の置き去りにしてきた大切な「忘れもの」をテーマにして好評を得たエッセイ・シリーズの最終巻。
本書では、日本人の心の原点である「なつかしさ」や、小さいものを大切にする精神、情緒の創造性などについて軽やかに語りかける。
ロングセラー「忘れもの」シリーズの文庫版完結! 解説は、哲学者で大阪大学総長等を歴任した鷲田清一氏。
[目次]第1章 生きる第2章 慈しむ第3章 繋がる中西進(なかにし・すすむ)一般社団法人日本学基金理事長。
文学博士、文化功労者。
平成25年度文化勲章受章。
日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。
日本学士院賞、菊池寛賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多数。
著書に『「旅ことば」の旅』、『文学の胎盤』、『万葉を旅する』、『中西進と読む「東海道中膝栗毛」』、『国家を築いたしなやかな日本知』、『日本人意思の力』、『情に生きる日本人』(以上ウェッジ)、『うたう天皇』、『楕円の江戸文化』(ともに白水社)、 『日本人の祈り こころの風景』(冨山房インターナショナル)、『こころの日本文化史』(岩波書店)、『ことばのこころ』(東京書籍)、『中西進著作集』(全36巻/四季社)ほか多数。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人の忘れもの 3』(2018年12月7日 文庫版第4刷)に基づいて制作されました。
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