ナンシー いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々
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■書評掲載■ ・朝日新聞 (2020.6.20) | 下手に描いたら単なるパロディーにしかならないが、この作品はオリジナルの魅力を活かしたまま、みごとにネット時代に適応してみせた | ササキバラ・ゴウ氏 #戦前から続く超長寿マンガ × #スマホ中毒 = #笑撃のアップデート 全世界が共感(いいね) 故・原田治も愛した伝説のアメリカン・コミックのヒロインがスマホを片手に大暴れ。
ナンシーってだぁれ? ■脇役から主人公に抜擢?愛されて80年 1922年に連載が始まったアメリカの新聞マンガ『フリッツィ・リッツ』に、主人公の姪として1933年初登場。
しだいに人気を集め、1938年には彼女を主人公にした『ナンシー』の連載が開始。
以降、作者の代替わりを重ねながら今日まで連載が続いている。
■世界のクリエイターたちを魅了 歴代作者のなかでも、特にナンシーの生みの親であるアーニー・ブッシュミラー(任期: 1938?82年)による作品が有名。
『ナンシー』の一場面を題材にした作品を遺しているアンディ・ウォーホルなど、クリエイターたちのあいだでも親しまれた。
日本ではイラストレーターの故・原田治が偏愛したことで知られる。
■スマホ大好き! ?今どきの女の子に生まれ変わって大反響 2018年、本書の著者オリヴィア・ジェイムスが歴代初の女性作家として6代目に就任。
連載開始から80年以上の月日が経ち、近年はすっかりマンネリ化していたが、オリヴィアは先代までとはうって変わり、スマートフォンやSNSなど現代的な話題をふんだんに取り入れ、ネットで一躍話題に。
簡素な描線ながら、ときにメタ表現を用いた切れ味鋭いギャグがアーニー・ブッシュミラー時代を彷彿させるとして、ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙など数々の媒体で賞賛された。
〈収録内容〉 2018年4月9日から2019年1月13日のあいだ新聞紙上に掲載されたマンガ全277話を収録。
さらに、謎多き著者の正体に迫る「ミステリアスな『ナンシー』のマンガ家、オリヴィア・ジェイムスのレアなインタビュー」や、米コミック界のジェンダー不均衡を考察したコラム「ナンシーを経験する――アーニー・ブッシュミラーからオリヴィア・ジェイムスへの長い道のり」、ご存知『美少女戦士セ○ラ○ム○ン』とナンシーのコラージュ作品(!?)を含む「ファン・アート」など、スペシャルなコンテンツも満載。
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