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短歌研究

水原紫苑責任編集「女性が作る短歌研究」【水原紫苑責任編集・特別増大号】現代の「女性」と「ジェンダー」をテーマに、歌人たちが集結して、雑誌を作りました。
「女性が作る短歌研究」と題し、「責任編集」は女性歌人・水原紫苑。
すべて「女性の視点」で創作・評論・対談を構成しています。
外部の歌人に編集長を委ねるのは、創刊90年目で初です。
言葉をなによりも大切にしてきた歌人たちは、「女性」「ジェンダー」について、なにを語るのでしょうか。
大森静佳、小島なおの新作100首連作を筆頭に、短歌の現在を代表する女性歌人たちが集結して、書き下ろし新作を掲載! 新作100首=大森静佳「ムッシュ・ド・パリ」小島なお「両手をあげて、夏へ」(対談)田中優子(前法政大学総長)と川野里子(司会=水原紫苑)「女性たちが持つ言葉」馬場あき子と水原紫苑(司会=村上湛)「歌と芸」(寄稿)阿木津英「『ジェンダー』という語の出現と女性の歌」黒瀬珂瀾「短歌と僕の生/性について」石川美南「侵される身体と抗うわたしについて」川野芽生「夢という刃 ―『幻想と人間』考」今野寿美「森鴎外とジェンダー母という円環の外に出なかった人」瀬戸夏子「名誉男性だから」平岡直子「『恋の歌』という装置」堀田季何「世界文学としての短歌の可能性」松平盟子「『パリイ』との遭遇、与謝野晶子の場合」米川千嘉子「岡本かの子の〈女性〉の逆転と拡張」(作品)50首=紀野恵「長恨歌」水原紫苑「片足立ちのたましひ」30首=大滝和子「母と素粒子」10首=飯田有子「月と女」井辻朱美「リフレン、リフレン」井上法子「花・野原・魚の腹」梅内美華子「むらさきの海」江戸雪「アップデート」大口玲子「二人称」尾崎まゆみ「花の企み」帷子つらね「シャドーロール」北山あさひ「変身」小池純代「十韻」榊原紘「Geschichte」笹原玉子「いつまであをい」佐藤弓生「はなばなに」高木佳子「雨と白雷」田口綾子「馬前に死す」田宮智美「花降る」道券はな「退路」戸田響子「存在しない音が聞こえる」富田睦子「ゆうがたの風」永田紅「うすめる」野口あや子「二盃口」花山周子「そらみみ」早坂類「その後の僕ら」林あまり「夏の嘘」松村由利子「夜が明ける前に」睦月都「真夜中の偏食家たち」盛田志保子「狼煙」山木礼子「甘夏」山崎聡子「メルヘンと慰霊塔」○第九回 中城ふみ子賞発表受賞作 石井幸子「さをりの空」(五十首)次席=鈴木照夫「海猫さわぐ」(二十五首)次席=本条恵「新しい島」(二十五首)佳作=大黒千加「荒川を越ゆ」佳作=川崎岳史「日本の遊び」選考委員講評=永田和宏/池田はるみ/時田則雄○新連載東直子の「楽歌* 楽座」――第2回 一語摘み(後篇)(ゲスト=大塚寅彦・上澄 眠)○連載吉川宏志「1970年代短歌史3」小島ゆかり「サイレントニャー 猫たちの歌物語#3」佐藤弓生・千葉 聡「人生処方歌集 31」工藤吉生「Twitterで短歌さがします3」○作品季評第119回・後半栗木京子(コーディネーター)/松村由利子/土岐友浩(取り上げた作品=寺井龍哉「渋谷春愁」│柳澤美晴「石鹸まみれの星」│平井弘歌集『遣らず』)○短歌研究詠草 永田和宏 選特選=太田宣子準特選=瑞慶村悦子/上野博子/村上秀夫/中村 佳/熊谷 純/ひびの祈り/岡野はるみ/田中康子/鯨岡雄治/榎本麻央/大塚 浩/青山奈未/林 もと子/望月公子/後藤幸雄/浅野祐之




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