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ムチムチタイツ×ピチピチアンダーシャツ 〜フェチズムの闇に溺れたガチムチ野郎

月刊ゲイ雑誌・G-men No.214に掲載された、フェチ特集小説作品(原題:黒タイツ)を配信開始!男×男のスイートで切ない恋模様から、フェティッシュでマニアックな濡れ場まで、幅広い作風で人気を集める、小説家・南風鈴が描く!…体に張り付く伸縮性のアンダーウェア。
それは、ある男達にとっては下着以上の特別な意味を持つ…。
幼い日に観た特撮ヒーローの勇姿。
プロレスラーや競輪選手。
彼らが纏うピチピチのウェアに、何故だか惹き付けられてしまっている男は、彼らの姿を真似るようにタイツを身に付ける。
布越しに盛り上がる、筋肉の凹凸、そして股間…。
深夜の公園で、誰にも知られる事無く、一人寂しく自慰に耽っていたはずが、同好のフェチの男と出会った事で新しい世界の扉が開く…。
「男の手が、俺のベルトに伸びてきた。
俺のスラックスを脱がしにかかる。
ズボンのフックを外すと、そのまま腿の辺りまでズリ下ろしてきた。
そして、俺の黒いタイツがお目見えした。
パツパツに身体にフィットする、防寒用であり、汗を吸いとる役目も果たす薄手のタイツ。
ニット地よりやや光沢があり、俺の、ちょっと人より太めの足が、この窮屈なタイツによって余計にムッチリと筋肉質に見える。
俺は今年で30歳、身体は身長170センチの体重80キロと、目の前の男ほどではないが、鍛えてあり、それなりの筋肉太りをしているのだ。
(本文より)」




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