借金工員 〜汚された義兄弟の絆
季刊SUPER SM-Z No.11に掲載され、DVD映像化もされた、小説家・南風鈴によるガチムチ系肉体労働者SM小説作品を配信開始!廃棄物処理工場で働く柔道部上がりの22歳・博昭は、ギャンブルでかさんだ借金に心を悩ませていた。
彼の元に、闇金取り立ての強面男がやってくる。
返済できない彼に、男はSMじみた性行為を迫る。
そして、その卑猥な姿を、同じ職場の弟分の大作に目撃されてしまい…。
大作も同じ闇金融から借金を作っていた事を知った博昭は、取り立て男の好色な魔手から守ろうと自らその体を犠牲にする。
兄が弟を身を挺して守るかのように…。
しかし、返せない借金と膨らんでいく利息に、男からの要求は更に激しさと淫らさを増し、苦痛と恐怖に博昭は苛まれていく。
それはやがて、大作をも巻き込んでいく事になり…。
「「あ…あの、博昭さん、昼間…奴に…取り立て屋に、体縛られて、何されていたんっすか?」と、言った。
博昭の心臓が大きくドクン! と高鳴った。
見る見る口の中に、男のザーメンの味が蘇ってくる。
あのドロドロとした不快感。
嗚咽、恐怖、悔しさ、号泣した俺…。
博昭の心拍数が上がっていく。
「実は…俺、ちょっと、見ちゃったんっすけど…」嫌な汗がジワッと滲み出た。
「な、なんの事だよ」博昭が吐いた否定の言葉は震えていて、まるで、より赤裸々に事実を肯定しているようだった。
(大作、お前の口からその事は訊きたくない! 特にお前には、見られたくなかったんだ! もうこれ以上、突っ込まないでくれ!)(本文より)」
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