村上春樹をめぐるメモらんだむ 2019-2021
20年以上にわたり村上春樹の取材を続ける著者が描くこれまでにない文芸ルポルタージュ。
2019〜2021年、激変する世界情勢の中で日本を代表する作家は何を考えどう行動したか。
毎日新聞唯一の村上春樹担当記者が近況をレポートしながら、数多の小説論、文芸批評とは一線を画す、行動する作家・村上春樹の「生身の」魅力に迫る。
毎日新聞同名連載(2019〜)を書籍化。
アジア圏はじめ世界の中で絶大な影響力をもち、折々の発言はニュースになり、ノーベル文学賞の時期には毎回話題にもなり、誰もが知る国民的作家でありながら、多くの人にとっては、どこか全体像を把握できない謎めく存在でもある。
作品を読んでいなくても、村上春樹がわかると世界がわかる。
自由とは何か。
表現とは何か。
熱心なファンだけではなく、同時代を生きるふつうの人々におくる教養としての村上春樹本。
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