決定版 太宰治全集
近代日本文学を代表する文豪・太宰治の初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代作家による評伝など約300作品を収録した太宰治全集の決定版です。
■目次【小説1】人間失格斜陽お伽草紙女生徒津軽パンドラの匣ヴィヨンの妻富嶽百景トカトントン走れメロス【小説2】ア、秋I can speak愛と美について朝あさましきもの兄たち雨の玉川心中老ハイデルベルヒ一燈陰火嘘右大臣実朝姥捨黄金風景黄村先生言行録桜桃おさんおしゃれ童子思ひ出親という二字女の決闘駈込み訴え佳日花燭風の便り喝采家庭の幸福貨幣鴎彼は昔の彼ならず玩具帰去来逆行饗応夫人狂言の神虚構の春魚服記きりぎりす禁酒の心グッド・バイ苦悩の年鑑故郷乞食学生古典風最後の太閤座興に非ず酒の追憶作家の手帖佐渡猿ヶ島猿面冠者散華失敗園十五年間十二月八日秋風記女類新釈諸国噺新樹の言葉新ハムレット親友交歓新郎水仙雀雀こ正義と微笑清貧譚赤心惜別善蔵を思う創生記俗天使ダス・ゲマイネたずねびと誰誰も知らぬ断崖の錯覚男女同権小さいアルバム地球図畜犬談竹青地図父チャンス千代女デカダン抗議鉄面皮東京だより東京八景道化の華燈籠二十世紀旗手女人訓戒庭葉薄明葉桜と魔笛恥八十八夜花火花吹雪母春の枯葉春の盗賊犯人眉山美少女美男子と煙草火の鳥皮膚と心HUMAN LOSTフォスフォレッスセンス服装に就いて不審庵冬の花火待つ満願未帰還の友にみみずく通信女神めくら草紙雌に就いてメリイクリスマス盲人独笑やんぬる哉雪の夜の話懶惰の歌留多リイズ律子と貞子令嬢アユ列車ロマネスクろまん燈籠渡り鳥【随筆・評論など】田舎者魚服記に就てもの思う葦川端康成へ碧眼托鉢人物に就いて古典竜頭蛇尾悶悶日記走ラヌ名馬先生三人春夫と旅行できなかつた話音に就いて檀君の近業について思案の敗北創作余談「晩年」に就いて一日の労苦多頭蛇哲学答案落第緒方氏を殺した者一歩前進二歩退却富士に就いて校長三代女人創造九月十月十一月当選の日春昼ラロシフコー正直ノオト「人間キリスト記」その他市井喧争困惑の弁心の王者このごろ鬱屈禍酒ぎらい知らない人無趣味義務作家の像諸君の位置三月三十日国技館大恩は語らず自信の無さ六月十九日貪婪禍自作を語る砂子屋パウロの混乱文盲自嘲かすかな声弱者の糧男女川と羽左衛門五所川原青森容貌「晩年」と「女生徒」私の著作集世界的私信或る忠告食通一問一答無題炎天汗談小照天狗わが愛好する言葉金銭の話横綱革財布「惜別」の意圖芸術ぎらい郷愁純真一つの約束春返事津軽地方とチエホフ政治家と家庭海同じ星新しい形の個人主義織田君の死わが半生を語る小志かくめい小説の面白さ徒党について黒石の人たち如是我聞「地球図」序『思ひ出』序田中君に就いて 田中英光著『オリムポスの果実』序『東京八景』あとがき『風の便り』あとがき『老ハイデルベルヒ』序『女性』あとがき『富嶽百景』序『玩具』あとがき『猿面冠者』あとがき『姥捨』あとがき『パンドラの匣』あとがき『ろまん燈籠』序…ほか
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