2019年7月号の内容(目次)[特集]記者会見《インタビュー》人事権握る官邸 霞が関統制記者の監視が民主主義支える 石原信雄(元内閣官房副長官)饒舌だった「橋下劇場」会見を検証個人攻撃を許した事なかれ主義 松本 創(ノンフィクションライター、元神戸新聞記者)非難超え「聞くべきこと」判断質問意図、読者らに説明機会を 綿井健陽(ジャーナリスト、映画監督)「何も聞かない」検察の記者会見取材プロセスを質問で示す時代に 鎌田 靖(フリージャーナリスト、元NHK記者)トランプ大統領VS.記者報道と言論の自由守る闘い 津山恵子(ジャーナリスト、元共同通信記者)政治をのみこむメディアの論理記者クラブと記者会見の変遷から 佐藤卓己(京都大学大学院教授)*********************《メディアの皇室呼称問題》皇室敬語の起源を問い直す「内なる天皇制」は克服できるか 豊 秀一(朝日新聞編集委員)《建設的ジャーナリズムとは何か》ネガティブ性払拭へ権力監視との共存必要 清水麻子(ジャーナリスト、東京大学大学院学際情報学府博士課程)、林 香里(東京大学大学院情報学環教授)《戦争・憲法の歴史と現在地》私たちは主権者か、動員の対象か安倍改憲がめざす「国のかたち」は 松下秀雄(朝日新聞編集委員)<連載 記者講座>朝鮮半島報道-?日本人拉致問題と向き合う被害者への配慮と現実の間で必要なことを伝えているか 牧野愛博(朝日新聞前ソウル支局長)■海外メディア報告対中貿易戦争は左右両派が支持揺れる米国内の論調を検証する 冷泉彰彦(在米作家、ジャーナリスト)■メディア・リポート新聞 事件と引きこもり、どうとらえる 報道は立ちすくみ、手探り続ける 藤森 研(専修大学文学部教授)出版 「実売部数」非公表が多い理由 印税の支払い方式から考える 星野 渉(文化通信社専務取締役、NPO法人本の学校理事長)ネット ファーウェイ叩きの裏にある 米中5G情報覇権戦争 高木利弘(クリエイシオン代表取締役、マルチメディア・プロデューサー)放送 時代を映し出す事件報道の 目的と作法について 金平茂紀(TBS「報道特集」キャスター、早稲田大学大学院客員教授)【写真】今月の1点