【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
「初恋の味」はどこからきたのか?カルピスは、「初恋の味」として知られる国民飲料だ。ルーツは、モンゴル高原で遊牧民に食されていた乳製品。約100年前に三島海雲によって発見された。三島は僧侶にして日本語教師、さらには清朝滅亡で混乱下の大陸を駆け抜けた行商人だ。日本初の乳酸菌飲料を生み出し、健康ブームを起こした。没後、半世紀近く経ち、三島の名は忘れ去られた。会社も変わった。だが、カルピスは今も飲まれ続ける。三島からすれば本望かもしれない。「国利民福」を唱え、会社の利益よりも国民の健康と幸せをひたすら願った。カルピスの聖地・モンゴル高原まで訪ね、規格外の経営者の生涯に迫った傑作人物評伝。<近代文明の危機は、一九七三年よりも恐らく遥かに深まっているのだろう。救いの大きな鍵はきっとモンゴル的なるものにある。三島海雲の伝記と思想は今こそ学ばれねばなるまい>――解説・片山杜秀氏※この作品は単行本版として配信されていた『カルピスをつくった男 三島海雲』の文庫本版です。
教授による教え子強姦事件は有罪か、無実か。本作は、1973年に青山学院で起きた「教授による女子学生強姦事件」の真相を、元新聞記者である著者が執念をもって追いかけた45年の集大成となるノンフィクション。青山学院法学部・春木猛教授(当時63歳)が、教え子の同大文学部4年生の女子学生へ、3度に亘る強制猥褻・強姦致傷の容疑で逮捕される。春木教授は懲役3年の実刑が確定し、一応の決着とされるが、教授自身は終生「冤罪」を訴え、無念のまま亡くなった――事件当時、新聞記者だった早瀬氏は、事件の裏にある、女子学生の不可解な言動や、学内派閥争い、バブル期の不動産をめぐる動きなど、きな臭いものを感じ、45年かけて地道に取材を続けます。有罪なのか、冤罪なのか、事件だったのか、罠だったのか……。本書は、その取材の記録と、早瀬氏なりの「事件の真相」に迫る作品。小説家の姫野カオルコ氏による文庫解説も必読です。
日本のオーナーシェフの世界は圧倒的に男社会、飲食の仕事は肉体的にも精神的にもハードで、結婚や出産などライフステージが変わりやすい女性には務まらないと。そんな厳しい世界に飛び込み、生き生きと活躍する女性料理人がいる。彼女たちはなぜ料理の道を志したのか、その決断を支えたものは。飲食に生きる人生を選んだ彼女たちの想いや喜びを丁寧に描いた、すべての働く女性たちへのエール。
静岡県内に特色のある美容室を5店舗展開する敏腕女性経営者の波乱に満ちた人生。複雑な家庭環境で育ち、美容師として社会へ。ガンでさえも積極的な心構えで乗り切り、現在の幸せをつかむ軌跡がつづられている。(※本書は2017/1/20に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大母性を秘めつつ、無垢の童女のように天衣無縫の愛を溢れさせたかの子。無二の理解者でプロデューサーだった一平の筆が切々と追慕する。内容(「MARC」データベースより)大母性を秘めつつ、無垢の童女のように天衣無縫の愛を溢れさせたかの子。無二の理解者でプロデューサーだった夫、一平の筆が切々と追慕する。1942年刊を現代かなづかい・常用漢字に改めた新装版。(「BOOK」データベースより)目次序生命の娘かの子妻を懐うエゲリアとしてのかの子花嫁かの子かの子と観世音きれいな人間在りし日の妻かの子執着鰥の書解脱禁酒曖昧息子の手紙かの子の歌の想い出かの子と和歌律儀妻かの子を憶う誕生さの字あの頃の美校亡き妻と共に生きつつ浅草見物お総菜かの子の思い出帖雑草かの子の二度目のお盆重荷とかの女わが家の子供の育て方市場通い花鳥父(※本書は1983/4/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。日本三大仇討ちのひとつ曽我兄弟の仇討!母満江御前の眼からみた美しくも哀しい物語。(「BOOK」データベースより)目次あの日のこと曽我の庄兄弟の元服十郎の恋頼朝の時代仇討前夜富士の巻狩母の涙曽我物語遺文 消えた大日如来像あとがき年表参考文献(※本書は2019/4/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。NHK朝ドラ『エール』のモデル古関裕而の愛あふれる生涯!!(「BOOK」データベースより)目次雲の流れに青春の日々川俣銀行時代『竹取物語』が結んだ恋荷物片手に『紺碧の空』『露営の歌』戦争は終わった『君の名は』大ヒット『オリンピック・マーチ』金子との別れ金子の花古関裕而記念館オープンあとがき古関裕而作曲の主な作品参考文献(※本書は2020/4/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
ニューヨーク・タイムズ ベストセラー米アマゾン 2020 ベストブック オブ ザ イヤー どこにも自分の居場所がない──そういう想いをいつも心の奥深くに秘めていた。そんな私を救ったグループセラピーの、ルールはただひとつ。秘密をすべて、さらすこと。痛くて、リアルで、笑える!希望のノンフィクション!
名言「充実した人生には幸福な死が訪れる」迷言「毎週土曜日は風呂に行き、裸の男たちを見ること」----------------------------------------------レオナルド・ダ・ヴィンチ名言「探すのではない、出会うのだ」迷言「お嬢さん、君の肖像を描いてみたいな。私はピカソです」--------------------------------------------------------パブロ・ピカソ名言「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」迷言「猿に見せるつもりで書け」--------------------------------------------------------------福沢諭吉アインシュタイン、モーツァルト、太宰治、野口英世、チェ・ゲバラ、マリリン・モンロー、福澤諭吉、渋沢栄一… 古今東西で活躍した偉人の「名言」と「迷言」を、ベストセラー『ざんねんな偉人伝』(学研プラス)の著者が紹介!本書は総勢100人の偉人たちの名言と迷言を取り上げています。偉人たちが困難に直面したとき、いかに乗り越えてきたのか。その時にどのような名言と迷言が発せられたのかを、偉人の人生の流れのなかで解説します。名言だけではなかなか見えてこない偉人像を、泣き言や愚痴などの迷言も取り上げ、その人となりを明らかにすることで、将来に悩む中高生から、仕事のヒントを求めるビジネスマンまで、幅広い読者に共感を呼び、人生の指針となる事典です。
親の介護は、遅かれ早かれ、いつか、突然やってくる。著者にとって、それは30代のときだった。父が若年性認知症となり、同時期に母が末期がんを宣告され、突如として介護キーパーソンに!!本書は、そんなダブルケアの日常をほのぼのとコミカルに描いたイラストエッセイ。幻冬舎×テレビ東京×noteコミックエッセイ大賞にて準グランプリを受賞したブログに、新たに描き下ろしマンガを加え、書籍化。
勝ちつづけることに取り憑かれたUber創業者トラビス・カラニックの手段を選ばぬ闘いの軌跡。創業からわずか数年でGAFAにつぐハイテク企業に成長した配車&デリバリーサービスのウーバー(Uber)。急激な拡大は、創業者でCEOのトラビス・カラニックの法律さえ踏みにじる異様な強気と好戦的な企業文化の賜物だったが、進出先の各都市や自社の内部で、さらにグーグルやアップルを相手に様々なトラブルを起こした。そして2017年、取締役会はついにクーデターを起こしてカラニックからCEOの座を奪い上げる。モバイル時代を迎えたシリコンバレーの急激な変化を背景に、たしかに「世界を変えた」もののスティーブ・ジョブズにはなれなかった若き起業家の半生とウーバーの劇的な闘争の全貌。<目次より>プロローグPart I第 1 章 10 の 10 乗第 2 章 創業者の作り方第 3 章 心に刻まれた教訓第 4 章 ニューエコノミー第 5 章 揺るぎない上昇志向Part II第 6 章 「好きなように作れ」第 7 章 ベンチャーキャピタルでもっとも背の高い男第 8 章 二人のステップ第 9 章 チャンピオンの気がまえ第 10 章 ホームショーPart III第 11 章 兄と弟第 12 章 成長第 13 章 魅力攻勢第 14 章 文化戦争第 15 章 帝国建設第 16 章 アップル問題第 17 章「最大の防御とは……」第 18 章 自律走行車の衝突第 19 章 前途洋々Part IV第 20 章 三カ月前第 21 章 #デリートウーバー第 22 章 「ウーバーで過ごしたとてもとても奇妙な一年……」第 23 章 殴り続けられても倒れない第 24 章 誰もラリー・ペイジから盗むことはできない第 25 章 グレイボール第 26 章 致命的な失敗Part V第 27 章 「ホルダー・レポート」第 28 章 シンジケート第 29 章 ベンチャーキャピタリストたちの復讐第 30 章 ダウンはしたがまだ敗れたわけではない第 31 章 大取引エピローグ追記/結びにかえて/謝辞/情報源に関する但し書き
従米構造を作り上げた「日米合同委員会」の正体を暴き、事実上、米国による占領が続く戦後日本の核心に迫る画期的ルポルタージュ。日本はいまだ米軍「占領下」にある。
ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したドイツ・ビオンテック社。画期的なmRNA技術で一躍注目を集めるバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着、熾烈なワクチン開発競争の内幕に迫るドキュメント。
祝! M-1グランプリ2021優勝!!! 49歳と42歳でブレイクした「遅咲きの反逆中年」がブレイクまでの全てを漫才形式で明かす、笑いと涙満載の自叙伝。長谷川雅紀さんによる「まえがき」と、初出場で4位と躍進した M-1グランプリ2020の舞台裏を記した「第1章」を丸々収録した無料お試し特別版!
子どもの「いいな」に「いいね」しよう。グローバル化、AI時代、ジェンダー、人権意識、自己決定力……子どもが育つ珠玉のことばの数々をぎゅっと凝縮した決定版---------------------------------------------------------・弁当には好きなおかずだけ入れればいい・「ふざけ」「いたずら」「ずる」「脱線」を止めないで!・親の不安に耐える力が、子どもの自由な人生につながる・「答え」は子どもの中にある ……etc---------------------------------------------------------
九人の探偵と一人の依頼者による、現在の探偵業界に迫るノンフィクション。追われる調査対象者と追う探偵。両者の見えない駆け引きが繰り広げられる。また、普段は姿を見せない探偵が語るそれぞれのドラマがここにある
92歳のとき、相次いで襲ってきた腰椎の圧迫骨折と胆嚢ガン。つらい痛みで、死んだ方がましとさえ思う日々。でも、病のおかげで自分のいちばん大切なことがはっきりした。最期まで、小説を書いていたい――。リハビリの末、寂聴さんは再び筆を執れるようになった。老い、おしゃれ、食事、恋、友だち、手術、最愛の人たちとの別れ……。悩みながら生きるすべての人へ贈る瀬戸内流人生の叡智。
自分の中だけにしまっておくのはあまりにもったいないと思ってきた――。「私たち、同じ本を持っているのね」とおっしゃる純情さ。「私はやはりキリギリスね」と楽しそうに語るお声。「陛下が誘ってくださったの」とお喜びだったダンス。そして、悲しみに寄り添う「根っこ」と、希望へと飛翔する「翼」を世界中に届けた歴史的スピーチの背景。二十年来の親友が綴る美智子さまとの珠玉の時間。(解説・尾崎真理子)
肝硬変を病み,ガンが見つかった楽天家作家は,手術を拒否するもほったらかし療法でガンに打ち勝ったかに思えた(『作家がガンになって試みたこと』)。しかし,食道狭窄症,肝硬変が原因の腹水に苦しめられる.医者に「もう手術はできない」と言われても,だれに媚びることもなく,自分らしく生きぬいた楽天家作家の,単行本刊行後に雑誌『図書』に書き継いだ闘病記.お嬢様による三千綱さんの最期を描いたあとがきで,闘病記は完結した!
一九四四年一月,アウシュヴィッツに送られた少女は,壮絶な日々の末に生きのびる.戦後,長い沈黙を経て,三〇年にわたり自らの体験を語り続けた.九〇歳を迎え,活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を,インタビューとともに収録.そこには差別,憎悪,分断がはびこる現代への警告と,未来への一筋の希望が見える.
最近、あの’動き’しなくなったね。テレビをたたく、小指で恋人、ゲームのカセットをフーフーする、チャンネルをまわす、缶のふたを開ける、名刺交換、黒電話をかける、助手席に手をかける、電気を消す、新聞を読む、扇風機の前しゃべる……100種類の絶滅危惧動作たち!みうらじゅんさん対談収録!オレ自身が「絶滅危惧種」だって気つかされたすでに絶滅の危機に瀕しているものから、もうすぐなくなりそうなものまで。100種類の動作をイラストで解説!
向田邦子、松田優作、樹木希林、深作欣二、久世光彦、佐野洋子、須賀敦子……かれらと囲んだ味や匂いは、やがて「私」の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」等で知られる名脚本家が、端正と流露、闊達と余情に溢れた名文で回想する、芳醇絶佳たる〈おいしい自叙伝〉。
尾身分科会会長、田村前厚労大臣らコロナ対策を指揮した中心人物との生々しいやり取りであぶり出されるコロナ禍の真実。日本中が未曾有の災禍に見舞われたあの時、誰が、どう動いたのか!? この国の矛盾と歪みに直面した著者が、また訪れる危機のために何としても書き残しておきたかった「秘められた闘い」の700日!
エロ、暴力、心の傷、ホラー、ゾーニング、変態、炎上、#MeToo、身体、無意識……「欲望」をテーマにこの世界を読み解けば、未来の絶望と希望が見えてくる――。「現代人は、かつての、つまり二〇世紀までの人間から、何か深いレベルでの変化を遂げつつあるのではないか、というのが本書の仮説なのです。」―「序」より【目次】序第1章 傷つきという快楽第2章 あらゆる人間は変態である第3章 普通のセックスって何ですか?第4章 失われた身体を求めて終 章 魂の強さということ文庫判増補
「科学は、自然に対する驚異の念と愛情の感じとから出発する」(「簪を挿した蛇」)。雪の結晶の研究や人工雪の製作で足跡を残した物理学者の中谷宇吉郎は、寺田寅彦と並ぶ名随筆家として知られている。身近な生活の中にあるさまざまな話題から、科学的な見方とはどのようなものかを説いた作品を厳選。代表作の「雪を作る話」「雪雑記」「ツンドラへの旅」「天地創造の話」「千里眼その他」「立春の卵」など17篇を収録。解説・佐倉統
「徒然草」は過激な思想書だった! 世をはかなんだ老人が書いた退屈な古典――。『徒然草』をそんな風に思っていないだろうか? それは大間違いだ。 作者の兼好法師は「腐った世の中と戦え」と叫んでいる。兼好は言う。「世論に流されるな! 」「高を括るな! 」「知ったような顔をするな! 」「不安に支配されるな! 」「常識を疑え! 」と。いくら知識があっても過ちを犯すのは今も昔も同じ。そこで重要なのが「見識」だ。『徒然草』には兼好法師の見識力の高さが至るところに見られる。 急速にデジタル化が進む現在、人間関係も言論でも本質が見えにくくなった。そんな時代だからこそ、改めて『徒然草』から学びたい。
次々と明らかになる、グッチ一族の強欲と確執――。ファッション業界最大のスキャンダルの結末とは?主演レディ・ガガで映画化決定
2021年、もっともよく読まれている作品は?文藝春秋の電子書籍約5200点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。2021年の1位は、映画化もされたあの小説。今年もバラエティに富んだランキングになりました。また今年から文藝春秋コミックベスト20を掲載。「こんなコミックが文春から!?」と驚かれるタイトルもありますので、こちらもお楽しみに!
[ビジネスパーソン][主婦・主夫][学生]忙しい全日本人に推奨! !*********************************************「疲弊・不安」→激減「幸福度」→高値安定「パフォーマンス」→向上「人生」→続々好転*********************************************世界で活躍する書道家がいま伝えたいいい調子のスパイラルに入る方法会社員→書道家転身で一躍オファー多数→絵を描き始めたら、国内外で次々に売れて→→気づけば現代アーティストに!……なぜ、そんなにうまくいくのか?【Contents】1「丁寧道」の仕組み≫2「丁寧道」のメリット≫≫3「丁寧道」を軌道に乗せるコツ≫≫≫4エネルギーを奪う「義務感」≫≫≫≫5世界ごと変えてしまう「認知」のパワー「持続可能な幸福感」×「疲弊が存在しない」’武田双雲’の秘訣を大公開!
『眠狂四郎』『柳生武芸帳』『魔界転生』『死ぬことと見つけたり』……何度となく映画化やドラマ化されてきた時代小説の大ヒット作。しかし、創作の舞台裏は意外と知られていない。作家たちはいずれも過酷な戦争体験を有し、痛快無比な娯楽小説に昇華させていた! 名作の誕生秘話と作家の実像を文芸評論の第一人者が解き明かす。