【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
スキーで転倒して、医者に「一生寝たきりか、よくて車いす」と言われたものの、奇跡的に社会復帰した教員に突き付けられた現実…。自分にムチ打ち、頑張ろうともがいた挙句、待っていたものとは。『命の授業』講演家として全国をまわる著者が贈る、本当はもう頑張れないのに、頑張ろうとしてしまうあなたへのメッセージ。
「未来技術遺産」に登録された『ミノルタα-7000』と、伝説のバイク『カワサキZ1』誕生の背景には、知られざる熱いドラマがあった。軍用機設計の巨匠から「負けじ魂」を受け継いだ2人の技術者が、世界を相手に挑み続けた姿を描くノンフィクション。
性暴力の記憶、毒親、貧困、セックスレス――それぞれの「限界」を抱えて、身体を売る女性たち。過去の傷を薄めるため……。「してくれる」相手が欲しい……。そこには、お金だけではない何かを求める思いがある。ノンフィクションライター・小野一光が聞いた、彼女たちの事情とは。著者が20年以上にわたる風俗取材で出会った風俗嬢たちのライフヒストリーを通して、現代社会で女性たちが抱えている「生と性」の現実を浮き彫りにするノンフィクション。
現代のビジネスシーンで必要不可欠な「推される技術」の本質は、「予算」「ムード」「ドラマ」「メリット」「ロマン」「客観視」の6要素にあった!【内容紹介】ゲーム開発でウン千万円の負債を追った著者がひょんなことからクラウドファンディングに出会いこれを使い倒し、ついには国内最高額(当時)となる1億3000万円を調達するまでを赤裸々に綴ったクラウドファンディング冒険記。これまでにクラウドファンディングで累計3億円以上を調達した著者が語る唯一無二の実体験と目標金額調達のための「成功メソッド」とは?クラウドファンディング入門者向けの教科書としてだけでなく、現代のビジネスシーンで必要不可欠な「推される技術」のノウハウも満載。2018年に、当時の国内クラウドファンディング最高調達額(1億3230万2525円)を記録した美少女ゲーム「MUSICUS!」プロジェクトの内幕も明かされる。【著者プロフィール】Bamboo(バンブー)結成30周年を迎えるロックバンドmilktubのボーカルとして、数々のTVアニメの主題歌などを担当。また、ゲームレーベルOVERDRIVEのプロデューサーとして、バンドや自らの体験をテーマにした「MUSICUS!」「キラ☆キラ」「グリーングリーン」など数々の作品を世に送り出した。近年はクラウドファンディングのキュレーターとして主にゲーム、音楽、声優などのカテゴリーのプロジェクトを担当している。
重度の自閉症だった息子が、フランスの美術展で受賞し、画家として活躍。その陰には、40歳でがんで他界した妻の献身的な「療育」があった。亡き妻の遺志を継いだ父親の子育てが花開いた感動の物語。NHK「おはよう日本」(5月2日放送)特集で話題に!フランスの美術展(新エコールドパリ浮世・絵展)で版画作品が優秀賞に輝いたのを機に、 各地で個展を開くたびに入場者数記録を塗り替えている、愛媛県在住の画家・石村嘉成氏。生後2歳で自閉症と診断され、暴れる、泣きわめく、発語がないなど、手の付けられない 嘉成氏をどうやれば社会に送り出せるか、と苦悩した両親による必死の子育てが始まる。小学校では普通学級に通わせる代わりに、毎日教室で授業に付き添うなど、すべてを息子の 「療育」に捧げた母親・有希子さんは、嘉成氏が11歳のとき、がん闘病の末に他界――。遺された夫の和徳氏は、妻の想いを継ぐべくシングルファーザーとして息子の療育に励み、 中学高校と普通学級に通わせ、高校3年間は無遅刻無欠席、父子一緒に自転車で登下校した。高校3年の絵画の授業で版画にめざめた嘉成氏は、創作意欲を発揮して、大好きな動物や 生きものたちの姿を次々と作品に仕上げていく。母親が遺してくれた動物のビデオや絵本が、 今でも嘉成氏の創作のモチベーションになっているのだ。一見、順風満帆にもみえる嘉成氏の成長だが、暴れる息子を前に「我が子を暴君にしない。 親が子どもの奴隷にならない」という、壮絶な覚悟の「療育」が今でも続いている。本書は、40歳で他界した妻・有希子さんが遺した胸を打つ日記も多数掲載。「この記録を 社会のために役立てて」と妻が言っている気がする、と語る和徳氏。夫婦の25年にわたる 苦闘の記録は、子育てに悩める人々に様々なヒントを与え、希望の書となることだろう。★目次より[はじめに] 石村和徳四六時中息子に向き合った妻の信念が子育てに悩める人への激励となれば【1章】自閉症の宣告「療育」での意識改革【2章】母の献身、付き添い授業そして死別……【3章】父が背負った「療育」変わった息子【4章】父と子でがんばる喜び人生を変えた版画【5章】アートで自立の道母の想いは永遠に[おわりに] 石村和徳「この記録を社会のために役立てて」と妻が言っている気がしてきたのです 石村嘉成 アーティスト活動歴&受賞歴
『シーラという子』のトリイ・ヘイデン、16年ぶりの新作!ジェシーは笑顔のかわいい九歳の少女。だが日常的にうそをつき、思いどおりにならないと暴力をふるう。両親に見放されて里親のもとを転々とするジェシーに降りた診断は、「愛着障害」だった。心理学者のトリイが彼女を担当するが……。感動のノンフィクション
『ザリガニの鳴くところ』著者が聞いた大地の息遣い もうひとつの全米ベストセラー!若き日のディーリア・オーエンズと夫が、美しく過酷なカラハリの自然と暮らした研究の日々を綴る、ネイチャー・ライティングの傑作。
働き方にこだわるな。生き方にこだわれ。「Day by Day」「夜空に咲く花」「DEAR」デビューから2年で音楽シーンを上り詰め、これからという矢先…ある日突然、歌声を失ったオリコン1位アーティストは、いかにして「どん底」から這い上がり、人生を切り開いたのか。仕事・健康・お金・人間関係──コロナ禍の影響で苦しむすべての人たちへ贈るたった一度の「どん底」で人生を終わらせないための本。
佐山聡が語り尽くす虎の仮面に秘した理想と葛藤と秘密――高田延彦、藤原喜明、グラン浜田らが明かす40年目の秘話新日本プロレスの若手選手だった佐山聡が初代タイガーマスクとしてデビュー(1981年)してから今年で40年になる。新日本プロレスブームを巻き起こし国民的ヒーローとなった男は、わずか2年あまりでその仮面を脱ぐことを決意する。M・コステロ戦、ショウジ・コンチャ、新日本クーデター事件、A.猪木監禁事件、梶原一騎と前田日明、そして電撃引退の真相――。格闘技への思いを胸に秘めた’虎の衝撃’は、数々の歪な現実を引き寄せる。佐山氏へのロングインタビューと8人の証言で明らかにする、初代タイガーマスクの真実。
刑務所と社会、障害者に優しいのはどっち?刑務所は、世間から排除され続けた障害者が最後に行きつく「福祉施設」だった!?自身の服役経験から現実を知り、触法障害者や出所者の支援に奔走する著者が、福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を鋭く、優しく説き起こす。【目次】序章 僕は刑務所を誤解していた第1章 シャバに出るのが怖い!第2章 司法は僕らを守ってくれないの?第3章 とても優しくて、少し鈍感な福祉の世界第4章 「不審者は無視」じゃ安心な社会は築けない第5章 彼らを排除しなければ自分も排除されない【著者】山本譲司1962年生まれ、元衆議院議員。2000年に秘書給与詐取事件を起こし、一審での実刑判決を受け服役。獄中体験を描いた『獄窓記』(ポプラ社)が新潮ドキュメント賞を受賞。
あなたの身近にもきっといる「隣人」の体験6歳で来日し、言葉や習慣、制度の壁など数々の逆境の下でも、周囲の援助と家族の絆に支えられ生きてきたイラン人少女の奮闘と成長。移民社会化する日本で、異文化ルーツの子どもたちが直面するリアルを等身大で語った、笑いと感動の手記。星野智幸さん(作家)絶賛!!第67回 産経児童出版文化賞・ニッポン放送賞受賞作【目次】1章 外国に行くってどういうこと?2章 想定外!な日本の暮らし3章 うれしい、楽しい、でも困った学校生活4章 日本で胸をはって暮らしたい!5章 私はイラン人? 日本人?6章 私はここにいます解説 山口元一【著者】ナディ1984 年イラン生まれ。91年に出稼ぎ労働目的の両親とともに家族で来日。現在は2児の母。
阪急電鉄、住宅地開発、宝塚歌劇団、百貨店事業など、生涯にわたってさまざまな事業を展開した小林一三。その目はいつでも「大衆」そして「家族」を見つめ、「夢」を持っていました。類いまれなアイデアをどのように形にしていったのか、紹介していきます。
スポーツ経験者はもちろん、日本で生活していればどこかで必ず出会うことになるスポーツ用品メーカー・ミズノ。どこか地味な印象ゆえ、ビジュアルでは外国系メーカーに押されがちな同社ですが、世に送り出す商品はどれも「日本のものづくり」のよさが凝縮された一級品。そのため、日本人だけでなく、世界のアスリートからも愛されています。近年は運送会社やコンビニのユニフォーム、そして自動車部品の素材など、スポーツ以外の分野でも支持されており、実はあなたが思っている以上に身の回りにはミズノが溢れています。にもかかわらず、ミズノという会社は自社の実績をアピールするのがちょっと苦手なようです。そこで本書は、ブランディングのエキスパートでミズノファンでもある村尾隆介が、ミズノという会社にまつわる、もっと知られるべきエピソードを同社に直談判してかき集めた一冊です。・超一流メジャーリーガーとの長きにわたる関係性・ミズノが「まちづくり」に参入していた!?・人気アパレルブランドとのコラボ・新素材の開発も実は最先端・Jリーグはミズノなくしては生まれなかったなど、思わず他人に話したくなる内容が満載。読んだ後には、家の中のミズノグッズを探してみたくなるかもしれません。※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。)QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧ください。読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。
知事、副知事、総務部長など、都道府県の重要ポストは自治官僚によって独占されている.地方から日本を支配する自治官僚。大蔵省も恐れるパワーの秘密を解く! ――地方から日本支配をたくらむ、自治官僚の全容をレポート。知事、副知事、総務部長はじめ、そのラインにつながる財政課長や地方課長など、都道府県を牛耳る重要ポストを占める自治官僚出向組の数には、目をみはるものがある。大蔵省が「最大の敵」と恐れる自治省パワーの秘密を解明する。
現代にも通じる普遍の伝統的精神の再発見!! 「美しい日本人」と称された先達たちが持っていた日本人としての精神的バックボーン「武士道」。日本人が人として真に生きるための人間学として、いま甦る!! ――いかに物質的に豊かになったとしても、人間が感情的動物である以上、精神的な豊かさがなければ、人はけっして幸せなど感じられないのである。賢明なる明治の先達たちは、それを知っていたがゆえに、開国によって怒濤のごとく押し寄せてきた文明開化の嵐のなかでも、日本人の伝統的精神を忘れないようにと、「和魂洋才」なる思想でそれに対抗したのであった。じつは、この「和魂」こそ、武士道精神であったのだ。それは武士道が、長い歴史のなかでつちかってきた日本人のバックボーンだったからである。だが、戦後の日本人は、この「和魂」すら捨ててしまって、「顔のない日本人」と評される国民となってしまっている。日本人の誇りと気概を取り戻すためには、どうすればいいのか。
日本を実質支配し国家運営する、大蔵官僚の権力構造と生態。国家のなかの国家=大蔵省のすべてを解明! ――「われら富士山、他は並びの山」と豪語し、他省庁はじめ政・財界までを操って日本を実質支配している大蔵官僚。その強大な支配構造のメカニズムやエリート・オブ・エリートとも呼ぶべき大蔵官僚の生態を、具体的に見事に浮き彫りにする。
すでに日本人の八割は花粉症に感染している 東洋医学も修めた専門医が、生命の維持に不可欠な鼻の役割 現在の薬と治療法 花粉症を発症させない秘訣 外科と薬物療法の中間に位置する画期的新療法を解説
’1945年、鎮南浦。異国の地で、敗戦の混乱期を生き抜いた11歳の女の子の人生とは。待望の、英語改訂版。’
「戦争さえなければ軍隊に行くはずのなかった弱兵の多くが、粗食と重労働の中で殴られ、蹴られ、打ちたたかれたあげく病んで声もなく犬死にしていった。そういう有様を、私は声をおさえて忠実に書きとめたつもりである」(序文より)一九四四年九月、三十三歳で横須賀海兵団に入団してから四五年八月に復員するまでの日記を、作家は上官の目を盗み、小さな手帳に書き付けた。それを基に自ら詳細な註釈と補遺を付し、当時の書簡を収録した、敗戦間近の海軍の貴重なドキュメント。初文庫化。〈解説〉平山周吉【目次より昭和十九年 (九月十四日〜十二月二十九日)応召、入団一一〇分隊一〇〇分隊(機関科教場)昭和二十年 (一月一日〜八月二十四日)一等兵進級横須賀海軍病院湯河原分院田浦山砲台団内病室保健分隊敗戦、復員
【子ども支援の〈現実〉と〈希望〉】●「日本の虐待相談件数はうなぎのぼりだが、西成区の件数は横ばいだ。貧困も虐待も可視化され、『子どもを地域で育てる』のが当たり前になっているからだ」「行政から降ってきた制度ではなく、子どもたちの声が組織の形を決める。ここに、この町が生まれる所以(ゆえん)がある」東京大学大学院教授/現代中国研究者・阿古智子さん(朝日新聞・2021年6月12日)●「支援者へのインタビューを通し、西成の子育て支援の実情を浮き彫りに」「そこから確かな希望も見えてくる」(読売新聞・2021年5月13日夕刊〈大阪本社版〉)●「日雇い労働者の町」と呼ばれる大阪・西成。生活保護受給率は、23%にのぼる。でも、しんどくたって、今日も元気に子どもは遊ぶ。この町の個性的な支援者5人へのインタビューが描く、誰も取り残さない支援の地図!
人生の攻略難易度はここまで上がった。〈きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ〉(本書より)才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア。誰もが「知能と努力」によって成功できるメリトクラシー社会では、知能格差が経済格差に直結する。遺伝ガチャで人生は決まるのか? 絶望の先になにがあるのか? はたして「自由で公正なユートピア」は実現可能なのか──。ベストセラー『上級国民/下級国民』で現代社会のリアルな分断を描いた著者が、知能格差のタブーに踏み込み、リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす衝撃作。
2017年、現役週刊誌編集長が舞台裏を明かし、話題を集めた『週刊文春編集長の仕事術』。著者の新谷学氏は、2018年に編集長を勇退し、週刊文春編集局長に就任。スクープを「獲る」ことから、スクープで「稼ぐ」ことへ仕事をシフトさせた。本書では、2018年以降のスクープの舞台裏に加え、「文春オンライン」の躍進、コンテンツビジネスの推進までを一挙公開。出版業だけではなくコンテンツビジネスの未来を詳らかにする。
「過ぎてようやく気づく。京味は、味だけでなく、店の佇まい、気遣い、動き、会話、香り、リズム、気配、すべてが日本の文化そのものだった」――阿川佐和子氏推薦! 17年にわたる取材で伝説の日本料理店「京味」料理長・西健一郎の門外不出の流儀を描き切った、唯一にして最高のノンフィクション! これぞ日本人の魂。当代きっての天才料理人は、いかにして調理場に立ち、客をもてなし、生涯を閉じたのか。秘伝のレシピも掲載。
「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「スカイウォーカーの夜明け」『トランスフォーマー』『アイアンマン3』……。誰もが知るあのCGを手がけたのは、元サラリーマンの日本人だった。23年間のキャリアを捨てて会社を辞め、夢のハリウッドを目指すゼロからの挑戦、目標達成までのすべてを語る。何をするにも遅すぎることはない。人生100年時代の働き方、セカンド・チャレンジの極意を教えてくれる一冊。
明治の古武士・江原素六。貧しい幕臣の子に生まれた男の情熱と人格が私立中学の雄を創った――。名門校にはかならず独自の校風がある。麻布中学も例外ではない。独立自尊。青年即未来。この初代校長の精神が「自由の校風」を生み、それは百年後の今日も脈々として受け継がれている。常に〈私立〉たる誇りを失わず、日本の近代中等教育の礎を築いた男の魅力ある生涯。
昭和29年、活動の場をプロレスに移した木村と、人気絶頂の力道山が激突し「昭和の巌流島」と呼ばれた一戦。視聴率100%。全国民注視の中、木村は一方的に潰され、双葉山と並ぶ国民的大スターの座から転落、表舞台から姿を消した。なぜ木村は簡単に敗れたのか? 日本スポーツ史上最大の謎とともに、その数奇な人生に迫る!
何が起ころうと悩まない。決めつけない。そして全てを受け容れ揺らぎ続ける。それが自由になることであり、強くなることであり、未来を楽しむことである――。幾多の天災人災を経験し綴られた鴨長明の境地を今に重ね読み解く。フクシマに暮らす著者だからこそ語れる、無常を力に変えてしなやかに生きぬくための智慧。
世界一の威容を誇った戦艦大和。これまで大和はありとあらゆる評論・創作物で取り上げられてきた。悲劇的な最期を綴ったものもあれば、開発秘話や性能を紹介するもの、そして大和が大活躍する架空戦記など枚挙にいとまがない。しかし、これまでに表立って論じられてこなかった側面がある。それがコスト――金銭面から大和を解剖することだ。大和の建造費は国家予算の実に4パーセントが費やされたとされる。しかし、「主砲弾一発の価格はいくらなのか?」「停泊時に消費される石油の価格はいくらなのか?」「乗組員たちの人件費は?」「建造時の秘密保持のための費用は?」「建造費の粉飾はどのようになされたか?」といったことはほとんど語られていない。戦艦大和が兵器であった以上、コストと成果は切り離して考えることができない問題だ。そしてコスト面から読み解くことで、大和のまったく新しい姿が見えてくるはずである。
知らない土地で、ちょっとドキドキしながら、居酒屋の暖簾をくぐるときの期待と不安は何とも言えない旅の楽しみである。地元の人に混じり人情に触れるもよし、静かに酒と料理を味わうもよし。酒場を求めて、山、海、温泉……。観光地や路地裏まで日本各地を旅しながら見つけた、あの店この店。全国24か所を旅した、酒場ルポの傑作。文庫オリジナル。
なぜ教育には「〜しなければならない」が多いのか? どうすれば「みずから学ぶ」環境はつくれるのか? 教え方ではなく、子どもの学びの深め方からいま必要な教育の本質を考える。