【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
日本政治史の泰斗と古代ローマ史の第一人者による対談。近現代日本史と世界史を俯瞰し、国家が崩壊に至る過程と理由を探り、日本はこのまま崩壊していくのか、それを避けるためにはどうすべきかを考察する。「天皇制」「ポピュリズム」「政治と派閥」「安全保障」「国力」の五テーマを掘り下げて見えてきたのは、日本国の脆弱性と日本人の強さ。はたして、日本は崩壊するのか――。堂々たる雄編、ここに。
クライマックスシリーズ、日本シリーズ、WBCやオリンピックなどの国際試合――これら短期決戦はどのように戦うべきなのか。本書は、著者にとって初の短期決戦論であり、自身の経験はもちろん、歴代の勝負を徹底分析して論じている。巻末には、「ID野球」の象徴とも言うべき、短期決戦の全データを付した。野村野球の集大成がここにある。
女性版オスカー・シンドラーと呼ばれる、ポーランド人女性イレナ・センドレル。第二次世界大戦中、ナチス占領下のワルシャワのゲットーから、彼女は2500人ものユダヤ人の子供たちを救い出した。あるときは木箱に入れて、あるときはトラックの積荷に隠して、あるときは下水道をつたって……。連れ出した子供たちは、仲間たちがかくまい、カトリックに改宗させて偽名を与え、ナチスの目を欺いたのだ。子供の命だけは守りたいという親たちの悲痛な願いをかなえるために、彼女たちは自らの命を賭けた。そして、いつか親子が出会えるように、子供たちが自分が誰なのかを知ることができるように、それぞれの本名と出自を記録し、そのリストを必死で守った。ゲシュタポに知られたら、命がないのは火を見るより明らかだったというのに。親衛隊員の気まぐれやお遊びで、ユダヤ人も、ポーランド人も通りすがりに殺されていく世界だった。事実、イレナもゲシュタポに連行され死刑宣告を受けるのだ。生き延びた子供たちは、彼女への感謝を決して忘れることはなかった。この勇敢な女性の活動のすべてを、そして彼女自身の人間らしい生き方のすべてを、見事に描ききった感動的なノンフィクション。
突然、右腕に痛みが走った少年ピッチャー。忍びよる「骨の腫瘍」に、不安は次第に色濃く拡がる。治療・闘病に揺れる少年の心には、何が去来したのか? 治療法を求めて各地の病院を訪ねる両親、子どもに病名を告げた母の葛藤、はげます級友の熱き想いなど、迫真の取材で、13歳の生命を閉じた250日を描く感動的記録。
築地八宝亭一家四人殺しに始まり、40年間に80数件の殺人事件を手がけた名物刑事が、明らかにする捜査の実態、そして警視庁の組織とは? 趣味人として内外に人望を得、美学を貫いた生涯を、みずから語る異色の名著。高村薫、出久根達郎、宮部みゆき、小杉健治ら作家とも交流の深かった、警視庁刑事の40年の秘話が、いま明らかにされる!
苦痛の治療を選ぶのか? 安らぎのある死を選ぶのか? ーー病院のベッドで、ロボットのように多数のチューブにつながれ、耐えがたい苦しみに耐えて、ようやく迎える死。もっと苦痛をやわらげる医療はないのか? ガンにかかり、死が避けられぬものと分かったとき、激痛を回避する、安らぎのある死を求める人々を描いた、感動の書。(『ルポルタージュ、終末期医療』から改題)
終戦から70年以上経った現在も、多くのバリ人に「バリのお父さん」と慕われている日本人がいる。その人物の名は、三浦襄。残念なことに日本人にはあまり知られていないが、日本とバリの架け橋になった人物だ。彼の墓は今でもインドネシアのバリ島にあり、現地の人々に大切に守られているという。いったい三浦襄とはどんな人物なのか、そして彼はバリで何をしたのか。筆者はバリ、そして三浦の生まれ故郷である仙台まで赴き、その足跡をたどる。大東亜戦争末期に三浦に課せられたものとは何か、そして彼はいったいバリで何をしたかったのか。知られざる真実が時を超えて明らかになる。究極の隣人愛と武士道精神を描いた、感動の実話。日本・インドネシア平和条約締結60年を記念して上梓された、日本人が知らない偉人伝。
ヤクザと闘い、警察を出し抜き、ストリップ業界を支配した元銀行マン。バックステージから時代を握った怪物がいた!!業界を興隆させ、破壊し、終わりを見届けた男。その人生に、常識は通じない。○刃物を抜いたヤクザ相手に大立ち回り、相手を病院送りに○全国の踊り子を一手に握る○月収1億8千万のカネをギャンブルにすべて突っ込む○腹にダイナマイトを巻いて警察署に乗り込む○全国指名手配をされるも逃げ切る etc. このような武勇伝と裏腹に、帝王と呼ばれた男・瀧口義弘は線の細い銀行マンだった。福岡の進学校を卒業後、福岡の福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)に勤めていたが、昭和50年ストリッパーとして活躍していた姉に誘われ、その日のうちに辞表を出して劇場に飛び込んだ。以降、彼は帝王としてストリップ業界を差配するまで上り詰める。 15年以上にわたり、日本各地、世界各国の色街を取材し、ストリップ劇場の栄枯盛衰も見てきた著者が描く、悪漢にして好漢の一代記!!<目次>まえがき第一章 芸界――銀行マン、ストリップ業界に入る 第二章 台頭――ダイナマイトを巻いて警察に乗り込む 第三章 家族――全国指名手配から逃げる 第四章 帝王――経営再建の名手となる 第五章 挫折――後継者育成に行き詰まる 第六章 劇場――最後の公演を見届ける あとがき 主要参考文献一覧※本書は2017年12月22日に配信を開始した単行本「ストリップの帝王」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
20代?40代の主婦に人気の生活情報雑誌『サンキュ! 』で大人気の連載がついに書籍化!ワンオペ育児、PTA、子どもの病気、学童問題、106万円の壁、職場の人間関係…働くママにはたくさんの問題や壁がたくさん!‘いつも勇気と元気をもらいます’ ‘登場人物のセリフにジーンときます’‘旦那の対応もあるあるな感じで、リアルに描かれていて凄く面白い!’など連載を読んだ全国の働くママ&働きたいママから共感の嵐!
人口減少について日本人は社会保障や経済ばかり心配していますが最もダメージを受けるのは自衛隊です。2011年、東日本大震災が発生した時、10万人の自衛隊が出動し、若い隊員たちが、被災者の災害救助に尽力しました。しかし、日本の若者の人口は50年後には半減します。もしその時に大災害が起こったら、出動できる自衛隊員は何人いるでしょうか?自衛隊の隊員不足で、多くの救える命が失われてしまうかもしれないのです。元米海兵隊幹部で、自衛隊と長年仕事をしてきた著者ならではの視点による自衛隊消滅を防ぐための15の提言!今すぐ動かなければ手遅れになる!
時の政治家、辣腕の実業家、稀代の文化人など、日本を牽引した人々を各所で取材し、秘された素顔をいくつも目の当たりにしてきたジャーナリスト・田原総一朗。日本を動かした怪物たちが彼だけに語った真実ーー。田原氏ならではの痛快な切込みに、怪物たちの素顔が見えてくる。【迫真の人物評伝】田中角栄・小泉純一郎・稲盛和夫・石原慎太郎・中曽根康弘・竹下登・岸信介・松下幸之助・本田宗一郎・盛田昭夫・大島渚・野坂昭如本書は二〇一六年三月KADOKAWAより刊行された『日本を揺るがせた怪物たち』に加筆のうえ新書化したものです。
幻の40年東京大会、大成功した64年東京大会を開催にこぎつけた人々は、オリンピックにどんな夢を託したのか。そして2020年の大会は、日本人に何をもたらすのか。政治経済の流れからオリンピック開催の舞台裏を活写するノンフィクション。
我那覇和樹を襲った、日本サッカー史上最悪の冤罪事件。沖縄出身者として初の日本代表入りを果たした彼のキャリアは、権力者の認識不足と理不尽な姿勢により暗転した。チームやリーグと争いたいわけではない。ただ、正当な医療行為が許されない状況を何とかしなければ。これは一人の選手と彼を支える人々が、日本サッカーの未来を救った苦闘の記録である。覚悟と信念が宿るノンフィクション。
世の中にあふれる「行動せよ」という言葉にうんざりしていた。偉人ではないこの人の話なら聞きたいと思えた。――村上健志(お笑い芸人/フルーツポンチ)同じ茨城県牛久市出身者として共感多い。但し、全く共感できない部分も多い(笑)。――守安功(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役社長兼CEO)裏街道を歩んできたIT界の変態かつ天才がついにこの本でバレてしまう!――小澤隆生(ヤフー株式会社 常務執行役員)各界から反響続々!第2回カタリエ大賞を受賞したリアル人生録、堂々の書籍化!黎明期のソフトバンクで孫正義社長の洗礼を受け、やがて自ら起業した男がたどり着いた地獄とは――。ある「社畜男」の人生顛末記。「オマエら、ホンキでやってるのか! オレはホンキなんだよ!」孫正義社長はホワイトボード用の黒板消しを壁に思いっきり投げつけた。ガラス張りの会議室が一瞬で凍りつき、床に転がった黒板消しは小刻みに震えていた。人がカンカンに怒って紅潮する顔を見ることも初めてだった。昭和の学園ドラマのワンシーンにタイムスリップでもしたような気分だった──。(プロローグより)発行:ヨシモトブックス発売:ワニブックス
又吉直樹 推薦!ここに描かれた痛みや喜びが自分の記憶と重なった。なにかを好きだと全力で叫べることが素晴らしい。僕も坂田君のこの本が好きです。――又吉直樹「俺さ、芸人なろうと思っとるんよな」「マジで言いようと?」九州の片田舎で真っ直ぐに育った少年は、人生を賭けてお笑い芸人の道を歩み始める。しかし、理想と現実の間で次第に引き裂かれていき――。若手実力派コント師「サンシャイン」の坂田光による、純度100%の青春ノンフィクション!原作開発プロジェクト<ノンフィクション部門>の大賞を受賞し、多くの若手芸人たちの心を震わせた作品が、約7万字加筆されて、ついに書籍化!発行:ヨシモトブックス発売:ワニブックス
今は増えつつある「病院のアニマルセラピー」を、日本で初めて小児病棟で実現させた聖路加国際病院。入院中であっても子ども達が豊かな時間を過ごし、病魔との戦いを続けられるように医師、看護師、保育士、心理士、牧師など数多くのスタッフたちで積み重ねられた努力と取り組みを、4人の子ども達の生死を通して描いた感動の記録。
人はいかにして「老い」や「死」と向き合うのか――。本書は、数多くの評論・エッセイを世に送り出してきた著者が、その晩年に自らの老いと重ね合わせ、したためたものである。市井に生きる無名の人間、友人、高僧、偉人……彼らの迷いや憂い、喜びや行動から学ぶべきヒントを提供する。「人生のゴールが薄っすらと見えて」きた時、その指針となる名著を、下重暁子氏の解説を添えて堂々復刊。
日本という国号が定まり、天皇という称号が成立した七?八世紀。今に続くこの国の原型が出来上がった。古代史を専門とする歴史学者と、古代を舞台にした作品を数多く発表してきたマンガ家が語り尽くす。古代を知ることは、現代を知ること。浮かび上がったのは、日本が現代も抱える問題点だった。
これまでの通史の多くは、国家としての日本が辿ってきた道筋を軸に記述してきた。それに対し本書は、人びとの動きがつくり出す一つの流れ――人間関係から社会の仕組みまで――を「システム」として捉え、その変遷を軸に近現代日本の歴史を叙述する。本書は、‘幕末・維新―戦前編’として、システムA1(国民国家の形成)・システムA2(帝国主義への展開)とシステムB1(戦争への動員体制)を軸に、そのシステムのもとでの人びとの経験とその意味を考える。システムの推移を追うことで、さまざまな出来事が、その力学の中で作用し合っていることが見えてくる。‘いま’を知るための手掛かりとなる近現代日本史の決定版。高校の新必修科目「歴史総合」にも対応! 【目次】はじめに/第一部 国民国家の形成/第一章 幕末・維新(一八五三―一八七七年)/第二章 民権と憲法(一八七七―一八九四年)/第二部 帝国主義への展開/第一章 日清・日露の時代(一八九四―一九一〇年)/第二章 デモクラシーと「改造」(一九〇五―一九三〇年)/第三部 恐慌と戦争/第一章 恐慌と事変(一九三〇年前後)/参考文献/略年表
ばた子ちゃんは、「供血猫」でした。「供血猫」とは、ケガや病気の仲間のために血をわけてあげる仕事をする猫のこと。私がトリマーとして働いていた動物病院にいました。病気で余命宣告を受け、家でひきとったこと、お空に旅立つまでいっしょにいたこと――。とても大切な思い出です。今は、3匹の子猫とくらしているけれど、空から見ていてくれるかな。
アンは、捨てられた赤ちゃんネコ。熊本市動物愛護センターにひきとられ、「ミルクボランティア」さんの手で育てられました。じつは、手のかかる赤ちゃんネコは、まっさきに「殺処分」の対象になりやすいもの。でも、全国に先がけて「ネコの殺処分ゼロ」を実現させたセンターのおかげで助かったのです。――そこには、たくさんの人たちの想いがありました。これは、小さな「いのち」をめぐる物語。
動物園では飼育員さんの力をかりて育つ動物の赤ちゃんがいます。生まれてくるまでのドキドキや毎日の世話、とつぜんの病気……。赤ちゃんとすごす時間はうれしいことと同じくらい悩みもいっぱい! ホワイトタイガーやフンボルトペンギンなど4種類の赤ちゃんの心温まるお話です♪ 【目次】第1章 ホワイトタイガー/第2章 マレーバク/第3章 ヘビクイワシ/第4章 フンボルトペンギン
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フィギュアスケート・男子シングルでは66年ぶりの五輪連覇。「メダリストは翌年には引退や休養を選ぶ」ことが多いフィギュア界において、羽生結弦は現役選手として競技を続けることを選んだ。記録、記憶、名誉、称賛……すべての中心にいた絶対王者は、ケガと闘いながらも、より高度な技術と表現を磨き、さらなる進化を遂げている。前著『羽生結弦は助走をしない』に続き、五輪後から垣間見える新たな羽生の変化と挑戦を詳細に分析。ルール改正や今後の活躍が期待されるスケーターたちにも言及し、前例のない道を猛然と走り続ける羽生結弦とフィギュアスケートの世界を語り尽くす! 【目次】まえがき/用語解説/第1章 平昌オリンピックで羽生結弦が見せてくれたもの/第2章 2018?19年シーズンで羽生結弦が見せてくれるもの/第3章 私が愛する選手たち/あとがきにかえて――デニス・テンへ。そして皆様へ
政府の監視も、グーグルのアルゴリズムも、企業によるターゲティングも、さらには法律の手すらも及ばないインターネットの暗部=ダークウェブ。「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出すポスト・トゥルース時代のノンフィクション!!知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。【目次】序章 もう一つの別の世界分断されたインターネットフィルターにコントロールされた「自由」…etc.第1章 暗号通信というコンセプトダークウェブとは何か「数学」という美しく純粋なシステムによる支配…etc.第2章 ブラックマーケットの光と闇「闇のAmazon」思慮深きマーケットの支配者…etc.第3章 回遊する都市伝説殺人請負サイトQ&A人身売買オークションスナッフ・ライブストリーミング…etc.第4章 ペドファイルたちのコミュニティ児童ポルノの爆発的な拡散フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズムおとり捜査…etc.補論1 思想をもたない日本のインターネットアングラ・サブカルとしての消費アメリカのインターネットが反体制的な理由…etc.第5章 新反動主義の台頭哲学者、ニック・ランド暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大…etc.第6章 近代国家を超越するブロックチェーン上のコミュニティバーチャル国家が乱立する未来…etc.補論2 現実を侵食するフィクション冥界としてのサイバースペース現実認識を変容させる…etc.
AIに監視、格付けされ、生活で不利を受ける──そんな社会はすでに現実のものとなっている。就職採用のAI選考、AIによる犯罪予測、さらには軍事ロボット、政治世論の操作まで。便利さの裏側に潜む危険を現実に起きたAIの事件から暴き出す。
本書は、科学と非科学のはざま、言うならば「光」と「闇」の間にある、様々な「薄闇」に焦点を当てた本である。「科学的」なものと「非科学的」なものは、そんなに簡単に区別できて、一方を容赦なく「断罪」できるのか? 「科学的な正しさ」があれば、現実の問題はなんでも解決できるのか? 何が「真実」で「異端」なのか? 分子生物学者が科学の可能性と限界を見つめ、私たちが生きる意味をも捉えなおしたサイエンスエッセイ
日本人はお金以上の幸せを見つけるのがうまい!人が持っているものを見て「いくらで買いましたか?」高いか安いかで評価する韓国人「良いものですね」質や美点で評価する日本人・「おまけ」と「値引き」を当たり前のように要求する韓国・韓国人は「お金大好き、大金持ちは大嫌い」・韓国は大企業30社合算で430,794人、日本はトヨタだけで361,124人の雇用数・韓国の諺「お金は、座って(貸して)やり、立って(返して)もらう」・借りたお金はすでに「情」で支払ったから返す必要はない、と考える韓国人・「カード大乱」―10代の子供が「財布にクレジットカードが少ない」と恥じる国・世界14カ国にあるAmazonが韓国にはない理由
<電子版限定特典付き>紙書籍に未収録の「歴代ランキング表」などを追加した電子版限定特典付きです。フィギュアスケート界不世出のスター、浅田真央。華々しいシニアデビューと年齢制限で出場がかなわなかったトリノ五輪、キム・ヨナの後塵を拝したバンクーバー五輪の銀メダル、ソチ五輪のショートプログラムの大失速とフリースケーティングでの感動的な演技。その競技生活はまさに波乱にとんだものだった。著者は、彼女のシニアデビューから引退までの11シーズンを詳細なデータとともに振り返り、かつ世界そして日本のフィギュアスケート界で何が起きていたのかの分析を重ね合わせ、フィギュアスケートというスポーツの不可思議さを見事に浮かび上がらせる。いまなお数多い浅田真央ファン、そしてフィギュアスケートファン必読の1冊。発行:ワニ・プラス発売:ワニブックス
児童ポルノ所持、違法わいせつ動画、AV出演強要、パパ活、JKビジネス……取り締まり最前線人間の欲望に関わる犯罪を相手にする。だから風俗警察に終わりはない。児童ポルノ所持、違法わいせつ動画、AV出演強要、パパ活、JKビジネス……等、風俗をめぐる犯罪を扱う「風俗警察」。飲食店やクラブ、パチンコ等、我々の遊びの傍でも目を光らせる。東京五輪も見据えた取り締まり最前線を追う。主な内容●プロローグ 第1章 風俗警察の最前線第2章 風俗取り締まりの歴史第3章 賭博犯罪を摘発せよ第4章 盛り場を監視する風俗警察第5章 わいせつの基準をめぐって第6章 風俗警察の未来形エピローグ その日「風俗」も変わる◆「戦後から平成30年までの風俗の動き」年表付き