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【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書

かつての極端な貧困を克服して、現代日本の音楽はどのように、世界的水準を獲得するまでに至ったのか。創造こそ芸術の生命とする立場に立ちつつ、時には嘆き時には悲憤慷慨しながら、自ら関わってきた同時代の音楽の足どりと達成を、内側から証言する。資料としての価値も高い記録的回想の書。詳細年表を付す。
公開日: 2018/08/10
単行本・雑誌
 
本書は雑誌『選択』に2008年から10年にわたって今も連載されているコラム「皇室の風」を書籍化するものです。いまや天皇による退位の表明がなされ、「平成」はカウントダウンの段階に入りました。この30年がわが国の歴史においていかなる時代であったのか、社会の変動と皇室がどうかかわってきたのか、そしてきたるべき新元号のもと、皇室と日本はどうなっていくのかを展望します。
公開日: 2018/08/10
単行本・雑誌
 
中世、日本人はキレやすかった!大名から庶民まで刃傷沙汰は日常茶飯、人命は鴻毛のごとく軽かった。双方の言い分を足して二で割る「折中の法」、殺人者の身代わりに「死の代理人」を差しだす「解死人の制」、そして喧嘩両成敗法。荒ぶる中世が究極のトラブル解決法を生みだすまでのドラマ。
公開日: 2018/08/10
単行本・雑誌
 
性暴力被害、痴漢犯罪、年齢差別、ジェンダー格差、女性蔑視CM、#metoo...多くの人がフタをする問題を取材し、発信し、声をあげ続けるライター・小川たまか初の著書。2016年から2018年に起きた、性犯罪やそれにまつわる世論、性犯罪刑法改正、ジェンダー炎上案件などを取り上げ、発信してきた記録です。
公開日: 2018/08/08
単行本・雑誌
 
世界を救う‘奇跡の薬’は日本人が生んだ。ガードナー国際賞、ラスカー臨床医学研究賞、アルパート賞、ウィーランド賞……海外の著名な医学賞を次々に受賞し、日本人初の全米発明家殿堂入りも果たした農学博士・遠藤章。その遠藤博士が世界で初めて発見したのが、コレステロール値を下げて心疾患や脳梗塞の発症を抑える高脂血症治療薬「スタチン」だ。この‘世紀の薬’は、いかに生まれ、どのような運命をたどったのか――。‘ノーベル賞に最も近い日本人’の1人とされる遠藤博士による新薬誕生のドラマから製薬・医学界の熾烈な開発競争までを描く‘奇跡の創薬’物語。本書には、多くの日本人の心に響く遠藤博士の言葉が並んでいる--。「自分の将来を決めるのは自分だけしかいない」「挑戦するなら、大きなこと。社会的関心も大きいものから選びなさい。夢はタダだから、大きいほうがいい」「今の時代、お金が大事といいますが、人が本当に生きる喜びや価値を見出せるのは、使命感を持って世の中のためになることをやった時。私は、日本の会社や日本のためというより、世界中で必要とされているからやろうと考えて挑戦してきました」「人のいやがることに、大きな発見があることが多い」
公開日: 2018/08/06
単行本・雑誌
 
大ベストセラー「逆説の日本史シリーズ」を時代別に合本化!!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!封印された歴史をウラ側から読み解く。【収録作品】『逆説の日本史 別巻1 ニッポン風土記[西日本編]』『逆説の日本史 別巻2 ニッポン風土記[東日本編]』
公開日: 2018/08/06
単行本・雑誌
 
ポール・マッカートニーの了解と、家族や近しい友人らの協力を得て執筆された初のバイオグラフィー。ビートルズ時代から現在に至るまで、半世紀分のポピュラー音楽と文化を見事なまでに想起させる本書は、長らく誤解されてきた天才の人生を如実に描き出している。幻に終わった来日公演やヘザー・ミルズとの離婚騒動など、陰の面もためらうことなく描くファン必携の一冊。ビートルズの解散から40年以上たった今でもその人気は衰えず、彼らの出身地であるリバプール市内では青色のミニバスが観光客を乗せてビートルズ所縁の地を巡っている。4人組の中でもハンサムで甘い歌声が人気であったポール・マッカートニー。ビートルズはもちろん、ポールの人生や歌をより深く知るのに、恰好の一冊となるはずだ。20世紀のポップ・ミュージックの巨人、ポール・マッカートニーが初めて認めたバイオグラフィー。新たな真実も含まれ、全83万字超・700ページ超(32ページの口絵も収録)の究極の一冊。※本書は2017年2月25日に配信を開始した単行本「PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/08/05
単行本・雑誌
 
一点一点の作品が世界を切り拓いてきた分野、マンガ。それは、正解のない時代に心(ヴァーチャル)と市場(リアル)、二つの世界を開拓し続けてきた業界とも言える。 その‘運営者’たる編集者の「頭の中身」を、ベストセラー編集者にしてマンガ原作者である著者が探る。 競う・編む・拓くの三部で構成。 「少年ジャンプ」『火の丸相撲』『僕のヒーローアカデミア』「少年マガジン」『リアルカウント』『風夏』「少年チャンピオン」『弱虫ペダル』「ヤングアニマル」『自殺島』『KAPPEI』「ヤングキングアワーズ」『蒼き鋼のアルペジオ』「モーニング」『GIANT KILLING』などを立ち上げたベストセラー編集者たち。これら少年誌、青年誌、月刊誌に加え、女性向けの「ハーレクインコミックス」からボーンデジタルの「コミックシーモア」まで。電子書籍雑誌「AiR」の仕掛け人であった著者だからこそできた、各ジャンルの若手からベテランまでを押さえた、類書なきインタビュー集!※取材対象者の所属名は取材時のものである※本書は2017年3月27日に配信を開始した単行本「‘天才’を売る 心と市場をつかまえるマンガ編集者」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/08/05
単行本・雑誌
 
日本は朝鮮半島から離れられない――激動の歴史の中で起きたさまざまな事件を追うと、現代の絡み合った両国関係の背景が浮かび上がってきた。35年に渡って韓国に暮らす著者は、終始、かの地に刻まれた「日本の足跡」が気になっていた。韓国併合、敗戦と引き揚げ、国交正常化、南北対立――激動の歴史の中で、日本は朝鮮半島へ押しかけ、押しかけられ、引き込まれ、そして深入りしてきたのだ。そしてわれわれは今、韓国・北朝鮮との付き合い方に悩まされている。少し時間をさかのぼれば、その理由が見えてくる。※本書は2017年6月23日に配信を開始した単行本「隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/08/05
単行本・雑誌
 
太平洋戦争中、アメリカの戦闘機に装備され、機銃を撃つと自動的に作動する「ガンカメラ」の映像が相次いで発掘された。また米国立公文書館で、B-29が名古屋・大阪を焼き尽くした際の空襲映像も新たに見つかった。日本本土への空襲は、その規模の甚大さゆえに捉えきれてこなかったが、膨大な発掘映像の分析に加え、アメリカ軍の新資料、埋もれていた日本側の作戦・被害記録などを分析することによって、その‘全貌’が明らかになっていく。2万ページに及ぶアメリカ軍の戦闘報告書・作戦記録を日本地図に落とし込むと、浮かび上がったのは予想をはるかに上回る被害の実態だった。本土空襲がなぜ無際限にエスカレートし、45万9564人もの多くの命が奪われることになったのか。空襲の恐るべき実態を可視化することで、「本土空襲」の知られざる全体像に迫る。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
テレビの正体を探り、ネット社会の到来を予見した画期的メディア論。「ミカド三部作」の完結編『欲望のメディア』(1990年11月小学館刊行、1994年7月新潮文庫、2013年3月小学館文庫)を収録。単行本が刊行された1990年以降のメディアの変遷を追った増補「インタラクティヴな展開へ」(『週刊文春』の連載「ニュースの考古学」より9編のコラムで構成)を加えた完全版。テーマとなるのは、戦後における新たな「御真影」の役割を果たしてきたテレビというメディア。高柳健次郎による発明、正力松太郎による開局、力道山と「ご成婚」による茶の間への浸透、田中角栄による系列化の推進。ミカドの国を跋扈する映像メディアの正体を探り、ネット社会の到来を予見した画期的メディア論。本書には巻末に文庫にはない、中村雄二郎氏との対話「『欲望のメディア』が示す日本人への警告」(『週刊ポスト』1990年10月26日号初出)を収録。また、大岡玲氏による作品解説「‘庶民的’な『御真影』の未来」(2002年6月小学館刊『猪瀬直樹著作集第7巻』所収)、植田康夫氏による文庫版解説「‘ミカド三部作’は新たな思想の書」(新潮文庫版)のほか、「誰が『知る権利』を矮小化させたか」(1996年7月13日「東京弁護士会夏季合同研究全体討議」での講演)、「『ラストニュース』、この番組が現実にあれば……」(2001年8月小学館刊 文庫版『ラストニュース1』所収)など、猪瀬自身による関連原稿を収める。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
粉飾決算、原子力事業の失敗、遂には看板の半導体事業も放出――超名門企業・東芝はなぜ崩壊したのか?20年に及ぶ取材から浮彫りになったのは、権力に固執し責任をとらず決断もできない、歴代トップの無様な姿だ。東芝で起きたことは、今も日本の政・官、そしてあなたの会社でも起きている。全組織人必読、衝撃のヒューマンドキュメント。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
財界人はいつから理念を失ったのか!?三井、住友、三菱――財閥は消えゆくのか!?国際人として通用する教養を持ち、一企業・日本を越えたスケールの発想をする財界のリーダーがいた。一方で、政治献金を再開し、政界との腐れ縁を復活させようとする財界首脳陣。彼らの違いは、一体どこにあるのか。「形の崩れなかった財界人」たちの実像を追い、財界のあるべき姿を問う!
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
僕たちは、野球だって、勉強だって負けたくない。松山東、済々黌、彦根東、時習館、青森、佐賀西…東京大学合格者を毎年輩出している公立の進学校かつ野球強豪校の6校。私立校が圧倒する高校野球界で設備は不足、生徒も私立のように集められないのが現状だ。そんな中で、強豪私立に挑み続けてきた知られざる指導法や練習法とは? 「文武両道」の秘密に迫る異色の野球ノンフィクション。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
日本が世界大戦の敗戦を受け入れた昭和20(1945)年8月15日、日本を占領統治する連合国軍総司令部(GHQ)の総司令官マッカーサー元帥が無事に厚木に降り立ったのが8月30日。この歴史的表舞台の背後には、敗戦を受け入れない不穏な動きが渦巻いていた。その一触即発の混乱を抑えた、一人の男の驚くべき働きがあった。この男はさらに日本の運命を左右する、昭和天皇とマッカーサー元帥との会見の実現にも奔走した。さらには日本の経済復興のためにGHQとの間で暗躍し、そのために投獄の憂き目を見たが、その真相は伏されたままだった。本書は、敗戦後の日本を今日の繁栄に至る道筋を付けた、その男の偉大なる功績を明らかにする。その隠れた英雄の名は「安藤明」。歴史の裏舞台で、天皇を護持する国体を護り、GHQの要人やマッカーサー元帥と渡り合った、歴史の表舞台に登場しない豪傑。安藤明は、にっぽんの敗けっぷりの見事さを語るにかかせない、偉大なる日本人の一人だった。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
文化大革命は、中国現代歴史上最悪の事件で、民主と法制を踏みにじり、中国の国民ならびに経済を崩壊の瀬戸際に陥れた、いわば国家の権力を借りた犯罪であった。派閥と派閥が対立と分裂を繰り返し、政治闘争が武力闘争へと発展した大規模な‘内ゲバ’ともいえる。内外の研究者の調査では「死者40万人以上、犠牲者1千万人」と言われ、ふたつの世界大戦とともに「20世紀10大歴史出来事のひとつ」にもあげられているほどだ。 本書では、現在の視点からもう一度、‘文革とは何だったのか’を見直すとともに、習近平政権下で発生するかもしれない「第二の文革」に対して警鐘を鳴らす。電子オリジナルのノンフィクション作品。序説 文革とは、何だったのかI 国家犯――毛沢東と林彪II 巨悪――毛沢東と江青III 巨星‘レッドスター’──毛沢東とトウ小平IV 巨龍の野望――毛沢東と習近平あとがきに代えて●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)など著書多数。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
※本作品は、2018年8月3日配信 「猪瀬直樹電子著作集」第1巻の期間限定お試し特別版です。落合陽一氏絶賛!!日本の官僚システムに大きく切り込んだ記念碑的作品。道路公団改革の原点。収録作の「構造改革とはなにか」は、日本の官僚システムに大きく切り込んだ記念碑的作品。著者は、日本政治の構造欠陥を見抜き、本書がきっかけとなって道路公団改革に深く関わっていく。本書前半は書籍『日本国の研究』(1997年3月文藝春秋刊行)。後半には後に執筆された「増補 公益法人の研究」を収録した。附録に、著者による「日本道路公団分割民営化案」。巻末の「解題」には、「小泉純一郎との対話」(『文藝春秋』1997年2月号初出)を収録。対談時、第二次橋本内閣の厚生大臣であった小泉氏と、官僚機構の問題点と行革について論じている。ほかに、小泉内閣で経済財政・金融担当大臣を務めた竹中平蔵氏が『日本国の研究』文庫版(文春文庫1993年刊)に寄稿した解説文。猪瀬自身がのちに発表した関連記事「小泉『新』首相に期待すること」(『週刊文春』2001年6月21日号初出)、「官僚『複合腐敗』は五十年周期で来る」(『文藝春秋』2000年5月号初出)。さらに、著作集編集委員の一人である鹿島茂氏との対談「知の‘十種競技’選手として」など、多くの関連原稿や、雑誌・新聞に掲載された書評などを多数収録。
公開日: 2018/08/03
単行本・雑誌
 
新聞の投稿欄に掲載後、ネット上で約19万人がシェアした大反響の詩「七日間」と、愛をつむぎ続けた夫婦の感動物語。「大切なことを思い出しました」「妻の笑顔が愛おしくなった」「もっと家族の会話を増やそうと思う」「これはみんなの物語です」「夫婦の絆を教えられました」「本当に大切なことって日々の中にある」「当たり前のことを大事にします」共感のメッセージが全国から続々と寄せられています。2018年1月19日に「がん」で他界した宮本容子さん(享年70歳)が残した一編の詩「七日間」。もし、神様が七日間の元気な時間をくれたなら、やってみたいこと……そこに書かれていたのは、手作りの料理や裁縫、お片づけ、ドライブ、家族の誕生会、女子会、そして夫との静かな時間など、日常のごく当たり前のことばかりでした。なぜ、このような詩が生まれたのか?18歳で出会ってから52年間も寄り添い続け、小さな幸せを積み重ねてきた夫婦だからこそ書き合えた「二人の物語」には、詩「七日間」が生まれた背景が書かれています。本書では、詩「七日間」の全文と、夫婦が歩いてきた道のりをまとめています。この物語を、あなたは誰に届けますか?(本の内容)・詩「七日間」・「七日間」ができあがるまで・二人の物語・夫婦について・最後の返信(あとがきに代えて)
公開日: 2018/08/02
単行本・雑誌
 
高校野球は監督で決まる!大阪桐蔭・西谷浩一、智弁和歌山・高嶋仁、明徳義塾・馬淵史郎ら現役の名将に加え、常総学院・木内幸男、駒大苫小牧・香田誉士史、横浜・渡辺元智ら伝説の監督たちに連続インタビュー
公開日: 2018/08/01
単行本・雑誌
 
履歴書に書ける立派な経歴と、葬儀で偲ばれる故人の人柄。本当に大切なのは後者のはずだが――《NYタイムズ》の名コラムニストが偉大な男女一〇人の生涯を通して「生きる意味」を問い直す。ビル・ゲイツが感嘆し、《エコノミスト》誌で年間ベストに選ばれた大人のための『君たちはどう生きるか』。解説/会田弘継
公開日: 2018/07/31
単行本・雑誌
 
『名前のない女たち』(シリーズ累計40万部)、『職業としてのAV女優』(10万部)で知られる中村淳彦氏の新刊。現在活躍するAV女優たちのリアルな姿に迫ったインタビュー集です。実話ナックルズの人気連載『職業、セックス。?わたしが裸を売る理由?』を一冊にまとめた作品です。出演者は新城希/小西まりえ/有奈めぐみ/涼海みさ/葉月もえ/三田杏/丸山れおな/蓮実クレア/桜ちなみ/青山希愛/水川スミレ/相沢みなみ/池原ゆかり/成宮いろは/小早川怜子/ほか。ただ今を生きるAV女優たちの本音とは
公開日: 2018/07/27
単行本・雑誌
 
被爆しながらも、孫に決して多くは語ろうとしなかった祖母。戦後72年を経て、被爆者の平均年齢は80歳を超え、当時の出来事を詳細に語れる人が徐々に少なくなっていく現実に危機感を覚えた著者は、自らが経営するバーで、毎月6日、「被爆体験者の証言の会」を開くことを決意する……。本書の刊行を目前に、肺がんにより37歳で亡くなった著者が、その生涯を通じて持ち続けた平和への覚悟と志とは……。
公開日: 2018/07/27
単行本・雑誌
 
「イスラム国首都」で医療活動をした看護師。「国境なき医師団」看護師として過去7年間でイラク、シリア、イエメン、スーダンなど17カ所の紛争地に派遣された。彼女を過酷な医療現場に駆り立てるものは何か。そこで何を見たのか。―――一般市民を盾にして抗戦する「イスラム国」(IS)戦闘員たち。2017年、筆者が派遣されたイラク・モスルでも、彼らが自らに楯突いたものに非道の限りを尽くしていた。ある日、そのIS戦闘員の子供が負傷して、病院に運ばれてきた。両親は自爆テロで亡くなっていた。〈当然、市民にとって憎い相手であるに違いない。その憎き相手であろうISの子供の世話に、市民が一生懸命になっている〉子供はうわごとのように、ある言葉を繰り返し、泣き続けていた。それは「お母さん」という意味だった。〈お母さんはもうこの世に存在していないのだと誰が説明し、彼女はどのように理解していくのだろう。(略)これからどんな人生を送ることになろうとも、いつかこの病院で受けたイラク人たちの優しさと愛を知る時が来て欲しい〉―――悲しみ、憎しみ、裏切り。それでも信じたい人間の強さ。現場にいたからこそ書くことができた生と死のドキュメント。※この作品は一部カラー写真が含まれます。
公開日: 2018/07/27
単行本・雑誌
 
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになる切手であった。発行から17年後、ある少年が廃屋でこの切手を発見。以降、この冴えない見た目の切手の価値は、コレクターたちのあいだで跳ね上がっていく――。なぜ、どのようにして、その切手はとてつもない価値を有するに至ったのか? 世界に一枚しかないとされる切手と、それをめぐる人々の数奇な運命と情熱を描く、傑作ノンフィクション!
公開日: 2018/07/27
単行本・雑誌
 
内戦が続き無政府状態のソマリア。だがそこには、現代のテクノロジーと伝統的な氏族社会が融合した摩訶不思議な世界が広がっていた。ベテランジャーナリスト・ワイヤッブや22歳にして南部ソマリアの首都で支局長を務める剛腕美女ハムディらに導かれて、著者はソマリ世界に深く足を踏み入れていく――。世界で最も危険なエリアの真実見たり! ‘片想い’炸裂の過激ノンフィクション。
公開日: 2018/07/27
単行本・雑誌
 
松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った世界的毒物学者。彼は事件の中心人物で、2018年7月に死刑となった中川智正と15回に及ぶ面会を重ね、その事件の全容を明らかにした。中川氏との約束に基づき、このたび緊急刊行。第1章 サリン事件解決に協力する第2章 オウムのテロへの道のり第3章 中川死刑囚との面会第4章 中川死刑囚の獄中での生活第5章 オウムの生物兵器の責任者、遠藤誠一第6章 オウムの化学兵器の中心人物、土谷正実第7章 麻原の主治医、中川智正第8章 3人の逃走犯第9章 中川死刑囚が語るオウム信者の人物像第10章 上九一色村とサリン被害者の現在第11章 オウム事件から学ぶ、将来への備え第12章 中川氏最後のアクティビティ
公開日: 2018/07/26
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「見る人が見れば分かる」っていう麻雀ではなく、「誰が見ても納得する」ような麻雀を見せなければプロとは言えないと思う。(1984年 小島武夫談)ミスター麻雀として昭和と平成を生きた小島武夫プロ。その一生を年代ごとに資料で忠実に再現。阿佐田哲也と新撰組を結成した秘話、日本プロ麻雀連盟設立の理由、麻雀最強位獲得時の観戦記事、九蓮宝燈の牌譜、その他、小島武夫が書いた戦術や小説、また漫画など多数収録。1973年以降の近代麻雀とプロ麻雀を掘り起こした、これ一冊で小島武夫のすべてがわかる、永久保存版です。
公開日: 2018/07/25
単行本・雑誌
 
人気インスタグラマーとして、一躍、大ブレイクしたGENKINGが性同一性障害と性転換手術を告白。華やかな見た目の裏で、常に‘性別’のことで悩んでいた半生を綴る。女の子だと思って疑わなかった幼少期、学校でのいじめ、報われない恋愛、芸能人としての自分と本当の自分、死を覚悟して挑んだ性転換手術、女としての幸せ……。トランスジェンダーのリアルを語った、GENKING初の自叙伝。
公開日: 2018/07/24
単行本・雑誌
 
「日本大学」の知られざる組織・ヒト・カネ・歴史に迫る。アメフト「悪質タックル問題」の源流は、そこにあった──。アメフトの「悪質タックル問題」で、責任逃れにも見える対応を続けてきた日本大学。同大学があくまでも内田正人・アメフト部前監督をかばおうとし、学内からも批判の声が上がらなかった理由を探っていくと、その特殊な組織・ヒト・カネ・歴史に行き着く。なぜ日大は‘国名’を冠した「日本大学」を名乗ることができたのか。なぜ卒業生100万人超を擁する巨大組織へと成長したのか。内田氏が監督を辞任して以降も「常務理事」の座からなかなか離れようとしなかったのはなぜか。どうして相撲部監督が理事長にまで上り詰めたのか。日大の教職員組合が経営陣の刷新を求める要求書を明らかにする中で、「報復人事の恐れがある」とまで言及したのはなぜなのか。悪質タックル問題の深層は、「日大アメフト部」だけを見ていてもわからない。日本一の学生数を誇る「日大」という巨大組織が抱える宿痾が、思わぬところから白日の下に晒された──それがこの問題の真実なのではないか。本書は、週刊ポストに掲載され大きな反響を呼んだ「日本大学の解剖」シリーズ(第1弾?第4弾)に加筆・修正したものである。
公開日: 2018/07/24
単行本・雑誌
 
『ポケモン GO』のゲームディレクター野村達雄氏が『ポケモン GO』開発に至るまでの半生に迫る自伝。2016年7月、日本でも大ブームを巻き起こした話題のスマホアプリ『ポケモンGO』。 本書は、現在も『ポケモン GO』のゲームディレクターとして活躍する野村達雄氏が『ポケモン GO』開発に至るまでの半生に迫る自伝本です。中国黒龍江省に生まれ、9歳の時に豊かさを求め日本に移住し、長野で苦学し、Google Japanに入社。その後『ポケモン GO』開発のきっかけとなったGoogleのエイプリルフール企画『ポケモンチャレンジ』を手がけるなどのエピソードから野村氏の思考や人格を紐解いていく。
公開日: 2018/07/20
単行本・雑誌
 
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