2015年8月以来、ちょうど2年ぶりの刊行となる第4号。今号の見どころは大きく三つ。そのひとつメイン特集は、これまで第1?3号にわたって、ドイツ時計産業の歴史的な背景を主に取り上げてきましたが、今回は視点を変えて、もっとドイツ時計の本質に迫ってみようという思いから‘ドイツ品質’をテーマに、ドイツ特有のマイスター制度、主要メーカー各社のウオッチメイキングへの取り組みなど、様々な角度から探っています。 二つ目は、いつかは手に入れたいと誰もが憧れる時計であり、新生A.ランゲ&ゾーネの象徴ともいえる人気モデル‘ランゲ1’。今回は何と10ページにわたって特集を組みました。歴史、デザイン、ムーヴメントの三つの視点からわかりやすく解説、その魅力に迫ります。 そして三つ目は、いまや世界的に有名な観光地でありアドルフ・ランゲ生誕の地としても知られる古都ドレスデンと、彼が時計産業を興したグラスヒュッテを、当地にあるアンティークショップを訪れながら、街の魅力を紹介する‘ドレスデン探訪’。まさにドレスデン観光のガイドブックとしても楽しめる内容です。 これ以外にも、20ブランドの2017年最新注目モデルがいっきにわかる‘2017注目の新鋭たち’。現在日本で展開している37のブランドを網羅した‘ドイツウオッチ ブランド名鑑’など、ドイツウオッチのいまがわかる情報が盛りだくさんです。内容紹介●2017年注目の新鋭たち●ドイツ時計の底力はここにありドイツ品質。●新時代を拓いたアイコニックピースランゲ1 その真髄を探る●アンティークなドイツ時計との出合いから歴史の変遷に触れるドレスデン探訪●ゲルマン魂が息づく実直なウオッチメイキング注目の未上陸ブランド 6選●日本で買える37銘柄の詳細がわかる ドイツウオッチブランド名鑑ほか