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ウォーレン・バフェットの投資哲学は伝説になるほど有名だが、バークシャー・ハサウェイの経営者たちについて知る人は少ない。本書で著者は、バークシャーの成功に貢献してきた取締役やCEO(最高経営責任者)の素顔に迫り、彼らひとりひとりが若いころにどのようにして今の道を選んだのか、仕事を通じて何を得たのか、身につけたスキルはどのようなものだったのか、そして、いかにして世界で最もダイナミックなコングロマリットの一員になったのかについて、ページを追うごとに興味深いエピソードとともに読者に明らかにされる。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
今後数十年間のアメリカ株は、新高値を付けたかと思えば数年来の安値に落ち込むなど、ジェットコースターのような激しい乱高下を繰り返すだろう。こうした激しい動きはまだ過去の事実にはなっていないが、18年に及ぶ長期の大強気相場が2000年に終了したあとを受けて、これからトレンドのない長いレンジ相場が続くのは間違いないだろう。こうした変動の大きいレンジ相場で相応の利益を手にするのは、それにふさわしい投資戦略を持っている投資家だけである。この厳しい投資の現実をだれよりもよく理解しているのは、優れたファンドマネジャー兼投資教育家、そして著述家でもあるビタリー・カツェネルソンであろう。彼は本書のなかで、前の強気相場で大きな利益を上げた従来のファンダメンタルズ手法に磨きをかけ、レンジ相場向けに改良したアクティブなバリュー投資法をあますところなく公開している。この本はちまたにあふれている単なるバリュー投資の解説書ではない。前の強気相場の名残である高水準のPERが続く厳しい投資環境のなかで、多くの投資家がリターンと資金の喪失に悩んでいるとき、本書は相応の利益を手にするための深い洞察とタイムリーな投資テクニックが盛り込まれた実践的な指南書となるだろう。本書の第1部では、過去200年にわたる米国株式市場のヒストリカルな推移とパフォーマンスを分析し、長期の強気相場・弱気相場・レンジ相場をもたらした要因を検証している。続いてそうした長期相場を支配していた人間の心理、現在の米国株式市場が長期のレンジ相場に突入した可能性、このレンジ相場がどれくらい続くのか――といったことが詳細に検討されている。そして第2部ではこうした現実を踏まえて、われわれ投資家はどのように対処すべきかという戦略が述べられている。具体的には優良企業の条件とその株式を適正な価格で購入するための方法、すなわち現在のレンジ相場に適切に対処するためのアクティブなバリュー投資の実践法が明らかにされている。こうしたアプローチのベースとなるのが、企業の質・成長・評価という3つの条件の分析である。そして最後の仕上げとして、優良企業の株式の買いと売りの方法、それを成功させるためのリスクと分散投資の考え方に焦点が当てられている。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
「あなたの性格に合ったバリュー投資法」を探せ!プチバフェットになるための金鉱を掘り当てる! 本書の内容とは……。 ・最低条件を満たす20以上の投資アイデアを検証し、独自のランク付けによって3?5つの最も魅力的なアイデアに絞り込むための方法 ・バリュー投資の魔術師が安くて良い株を探すためのさまざまな方法――例えば、ベンジャミン・グレアムの「しけモク」戦略やジョエル・グリーンブラットの「魔法の公式」など ・そのほかのテクニック――隠れた資産を持つ会社への投資、小型株や超小型株投資、イベントドリブン投資、スタブ株投資、外国でのバリュー投資など ・そのほかのたくさんのアイデア 本書のテーマである素晴らしいアイデアは、投資の活力の元である。これを読んで、利益につながる新しい独自のバリュー投資のアイデアを生み出す方法を学んでほしい。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
安く買えて、高く売れる銘柄の見つけ方を大きく4つのポイントに分けて解説する。決算書のどこに注目すれば‘地雷’を踏まずにすむかを解説し、「良いビジネスを見つける」ための定性分析と、「安く買う」ための定量分析について詳説。また、決算書(有価証券報告書)のみで定性分析を行う手法などを解説するほか、マーケットの‘潮流(市況がいいのか、悪いのか)’が把握できる簡単な方法を紹介する。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
「ハワイ出産」のすべてのプロセスが分かります! 「ハワイで出産」は、今や一部の芸能人の特権ではなく、多くの普通のお母さんが体験している、出産の選択肢のひとつです。 出産前の大切な時期を南の島でリラックスしながら、高い医療水準で安心して出産。そして、生まれた子供はアメリカ国籍を取得…メリットいっぱいの「ハワイ出産」を、実際の体験談をもとに具体的に案内します。 「出発前に日本でやっておくこと」「現地での生活のポイント」「出産後の各種書類の手続き」「ミドルネームのつけ方」「実際の体験者の出産費用例」…などなど、これ一冊で「ハワイ出産」のすべてのプロセスが分かる、究極のマニュアルブックです!
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
会話の上手な人は、会社の中では人に好かれ、ビジネスでも「影響力」をもつようになってゆく。話し方ひとつで、上司も部下も、同僚やメンバー達も、さらに社外の取引先までも、すべてを「動かす」ことができる。 もちろん、人を動かすような「説得力」や「雄弁術」の前に、知っておかなくてはいけないこともたくさんある。それは、「言ってはいけない」言葉であったり、「してはいけない」話し方であったりして「タブー」のようなことがある。あるいは、「こうしたほうが良い」という基本的なコミュニケーション術で見ると、「正しい聞き方」も欠かせない。 「してはいけない」ことと、「こうしたほうが良い」「するべき」会話のスキルがわかっていて、それを日々の会話の中に活用したなら、必ず身についてゆくものだ。 例えば、「雄弁家」の特徴としてもう一つ挙げられるのは、「感情」に訴えるのがうまい点だ。つらかったこと、悲しかったことを切々と訴えて、人の涙を誘う。また、嬉しい時には、打って変わって破顔一笑。周囲の心を和ませる。また、「好かれる人」は、人当たりが良いもの。その理由にはスマイルもあり、態度や物腰のやわらかさもある。しかし、それに加えて話し方が違う。中でも、ものごとを依頼する時も含めて、相手に「質問形で話す」のが大きな特徴。あなたが人に好かれたいのなら、ぜひ質問形を多く使ってみよう。 上司であれば、部下に対して「このレポート頼むよ!」と強く言える立場ではあるでしょう。しかし、いつも命令調では「ソフトな」感じが出ない。時には「木曜までにできるかな?」、「この分量で大丈夫?」などと質問形を混ぜるようにすると、相手の立場も考えた良い上司になれる。電話でも、いきなり会話を始めるのではなく、「今、いい?」とちょっと質問形にするだけで、相手は良い印象をもつ。 喜怒哀楽は誰でも持っている感情。だが、多くの人は、感情を表に出す話し方をあまりしていない。まずは、日常の会話の中で、今よりももっと感情移入してみよう。楽しい話ならもっと楽しそうに。悲しければ、周囲の涙を誘うくらいに、もっと悲しそうに話してみよう。 そして、「雄弁家」には、一朝一夕ではなれないが、リハーサルの繰り返しで、あなたは必ず雄弁家になれる。松本幸夫氏は、人前で話すことを仕事にしている「プロ」。あなたも本書を読んで、その「コツ」さえわかって繰り返してゆけば、必ずプロ級の会話が身につく。一日でプロにはなれないから、欠かすことのできない基本の会話を、本書で完全にマスターしていこう。 さらに「プロ」になるためのスキルも解説しているので、実行さえしたなら、必ず応用の会話も身につくだろう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
「成人するまで生きられた人なら、どんな人だって一生書き続けるくらいの話のタネを持っているはずだ」――作家フラナリー・オコナー読むだけであらゆる場所や時代に行った気にさせてくれる、何かの本のどこかの行を読んで、「そのとおり!」と自分の気持ちを分かってくれる人がいたことに心が癒される――。そういう、本の素晴らしさを知る人であれば、誰しも一度はライターや小説家などの作家業に憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか。しかし、文章を書くということ、しかもそれを仕事にするとなると、そう簡単なことではありません。著者アン・ラモットは、小説家を父に持つ、元アルコール依存症でシングルマザーの小説家。彼女の書いたものは、「こうあるべき」といった思い込みや、社会の規範からは大きく外れていますが、自らの奔放な信仰や、その人らしさを認めるストレートで飾らない表現で「みんなの作家(People’sauther)」と呼ばれ愛されています。本書に書かれているのは、彼女が受け持つ文章(ライティング)講座で教えられている内容です。ただし、そこではいわゆる一般的な小説作法は教えられません。自らの人生を通して得てきた、ほかの小説作法の本では教えてくれない出版の真実や、小説の着想を得る方法、キャラクター、舞台設定の作り方はもちろん、スランプに陥ったときの対処法、書いているときに頭のなかで何が起こるかといった小説家の内面をえぐるもの、そして「書く」ことと「出版」の間にある大きな溝について、あらゆる角度から「書く」方法と、その意味を追求していきます。彼女は言います。「ライティング講座の生徒は、本を読むという賜り物はもう授かっているし、何人かは優れた才能を持っている。ほかの何人かは、書くこともうまくないけれど、それでも優れた文章を愛していて、自分も書きたいと願っている。だから私は言う。「それで十分だと思うわ。さあ、教室の仲間に入りましょう」もし論理的でテクニカルなプロットの作り方や、美しい文を書く方法を知りたいのであれば、これまでいくつもすばらしい本が出ているので、本書を読む必要はありません。しかし、リアリティのあるキャラ作りやテーマ、舞台設定について考えたい人、文章を書くのは好きだけれどスランプに陥っている人、何か書いてみたいけれど何から書いたらいいのかも分からないという人にとっては、きっとたくさんのひらめきをもたらし、励まされるはず。そして本書を読み終えたなら、きっと書きたいアイデアにあふれてくるはずです。そうして書くうちに、やがて、書くことそのものに癒され、喜びとしている自分に気がつくことでしょう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
本書はフィボナッチ級数の数値パターンに基づく実績ある方法を使い、トレードで高値と安値を正確に見定めるための新たな洞察を提供する。本書の知識やツールを身につければ、フィボナッチ比率の水準を使ってどのように相場のトレンドを判断すればいいかが分かる。それに従って相場の波を予測すれば、利益を最大化し、損失を限定する方法を学ぶことができる。先駆的なテクニカルアナリストであるキャロリン・ボロディンが生み出したこの新しい手法によって、転換点を十分に前もって予測し、損切り注文の上手な置き方や、重要な支持線と抵抗線を正確に見分けられるようになる。100を超えるチャートや図解によって好奇心がかき立てられるこの強力な処方箋には、主な要素が4つある。●方法論フィボナッチ比率を使った時間と価格の分析によって、リスクの定義と目標の設定●トレーディング計画セットアップ、仕掛けと手仕舞いの変数、資金管理が定義された確固としたトレーディング計画の作成●前向きなトレーディング心理相場の駆け引きの85%を占める成功への適切な考え方の提示●規律専門家のヒントやアドバイスに従って、うまい投資計画の実行イタリアの数学者レオナルド・デ・ピサによって有名になったフィボナッチ級数は、自然界で広く見つかるもので、建築家や整形外科医など多くの人が「完璧な」美的釣り合いを達成するために使う黄金比を持っている。著名なテクニカルアナリストであるキャロリン・ボロディンは、フィボナッチパターンの研究が株式市場や先物市場やFX市場で一層の利益を上げるための極めて有効な方法としていかに役立つかを、この画期的な手引書で明らかにしている。マーケットで自然に生じていて、利益率が最高になるトレードを可能にするセットアップがある。本書は、それを見分けて利用するための信頼できるツールとすっきりした説明をひとまとめにして与えてくれる。本書では、フィボナッチ比率に基づいたユニークなトレーディングの方法論や、著者自身が現実に経験した市場分析やセットアップが手に取るように分かる。そのため、この実践的な本は自分で投資方法を決める投資家にとって非常に貴重である。各章に詳細なチャートや洞察に富む図を完備した本書には次の特長がある。●重要な支持線と抵抗線を決定するための頼れる手引きであり、それらを使って利益を最大にし損失を限定するための専門的なアドバイスも得られる●かなりの利益を生み出す相場の転換点を、十分に前もって予測するためのフィボナッチ比率による分析を段階を追って説明する●フィボナッチ比率による分析で、最適な損切り注文を置く位置の貴重なヒントを提供する●フィボナッチ比率の関係によって、いかにしてトレーダーの指針を作ることがきるかを、よく現れるパターンに基づいて明らかにする。この実践的な手引書は、4段階の処方せんを生き生きしたものにし、本番で直ちにそれを使えるようにするための、実際のトレードの状況、セットアップ、トレードのシナリオが豊富に詰まっている。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
トレーディングはけっして簡単なことではないが、それでも正しいアプローチで臨めば成功することができる。このことをだれよりもよく知っている本書の2人の著者は、トレーダー兼トレーダーの教育者として、パターン認識のアプローチによってマーケットから一貫して利益を引き出してきた。テクニカルパターンの分析を扱った本書には、今まであまり知られていなかったいろいろなパターンの形成を見極め、それを効果的にトレードする方法が述べられている。そうしたパターンのなかにはかなり以前から多くのトレーダーたちが利用してきたものも含まれるが、本書で焦点が当てられているのは幾何学的なパターンとフィボナッチ比率に基づいたトレード方法である。本書には株式や株価指数をはじめ、その他のFXや商品先物などいろいろな銘柄とあらゆる時間枠のチャートに形成されるパターンがふんだんに盛り込まれている。そうした幾何学的なパターンの形成プロセスとそのトレードの仕方が分かれば、パターン認識とそのトレードはぐっと身近なものになるだろう。不安定なマーケットでは買いと売りを自在に操ることが資産を築く第一歩になる。本書の主な内容は次のようなものである。AB=CD、ガートレー222、バタフライ、三段上げ・三段下げなどの幾何学的なパターンをはじめ、その他の伝統的なテクニカルパターンの分析とフィボナッチ比率に基づいたトレード方法トレンド相場を見極め、その方向に沿ったフィボナッチ比率による押し目買い・戻り売りの方法フィボナッチ比率に基づいたオプションのトレードの方法このようなテクニカルパターンのトレードで利益を上げるには、それぞれのパターンの特徴をよく理解し、正しいトレードマネジメントのルールを適用しなければならない。本書にはそのためのトレーディングプランの作成法、確率で考えることの大切さ、資金とリスクのマネジメント、仕掛けと手仕舞い・ストップロスの位置・利益目標値の設定などの方法が詳述されている。このほか、トレーディングをひとつのビジネスとして考えること、不測の事態に対する対処法などにも詳しく言及されている。長年にわたるマーケットの経験と知恵に裏付けられた本書は、トレードの初心者はもとより、ベテラントレーダーにとっても実用的で、ワンランク上を目指す者には必携のハイレベルなトレードの指南書となるだろう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
本書は、まず「ポーカー2.0」の基礎について述べるところから始める。そこでは新しいポーカー理論を支えている数学や概念、すなわち、レンジ、組み合わせ論、期待値について討議していく。その次に、私は現代ポーカーのプレイヤーのための工具箱とも言えるものを紹介していくことにする。ヘッズアップ・ディスプレイはその中でも最も革新的なものだ。これを上手く使えば、あなたは自分のプレイをすぐにでも全く違ったレベルへと引き上げることだって出来るのだ。またレンジ・シミュレーションのための道具をどう効果的に使いこなすかについても述べていく。これらのコンピュータモデルは、今日のポーカー界においては、なくてはならないほど肝心なものだ。我々は、ノーリミット・ホールデムというものを、キャッシュゲーム、トーナメントの両方で、詳細に隅々まで再検討していく。その次のセクションでは、ハイステークスでのキャッシュゲームの主役となりつつある、ポットリミット・オマハ(PLO)を取り上げる。PLOはハイペースにして激しいゲームで、バンクロールの激しい上下と、ゲーム特有の戦略が存在する。私自身PLOについてはまだ学習の途上にあって、トップレベルのプレイヤーというわけではない。だがこのセクションで述べられる基本に加えて、どのゲームに参加するかをうまく選べば、一番の強敵どもが集まるPLOゲーム以外なら、利益を上げられると確信している。「メタゲーム」のセクションでは、ゲームに内在するもうひとつのゲームや、戦略以外での身につけておくべき大事な概念について述べていく。またそこで、クリス・ファーガソンの挑戦、すなわち、すぐれたバンクロール・マネジメントのルールに従うことで、0ドルから始めて100万ドルへと増やす挑戦を達成した時の話にも触れることにする。最後のセクションでは、ポーカー界の「神童」たちの話を聞き、彼らからコーチを受けることで、なぜ彼らが注目されるのか、そして彼らを成功に導いた戦略はどんなものかについて学ぶことにする。本書の前半で述べられる内容の多くは、私の師匠である彼らのアドバイスを基に展開させたものだ。我々はフィル・ギャルフォンド、アネット・オブレスタッド、そしてダニエル・ケイツから話を聞く。フィルは世界でも最高のPLOプレイヤーのひとりだ。アネットはマルチテーブル・トーナメントの天才である。そしてダニエルは、弱冠22歳にして、世界最高のヘッズアップ・ノーリミットホールデムのスペシャリストだと見なされている。彼らが喜んで見識を分かち合ってくれたこと、そしてそこから来る本書への貢献は、私にとって途方もなく価値のあることだった。このセクションの内容は読者にとっても大いに学ぶところがあるはずだ。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
世界的なポーカープレイヤーにしてコーチでもあるフィル・ゴードンは『ポーカー?ザ・リアルディール?』や、『フィル・ゴードンのポーカー攻略法入門編』で、自身のキャリアの中で身に付けてきた戦略、助言、専門知識などを惜しみなく分かち合ってきた。そして本書で彼はプレイヤー達にそれらの理論をどのようにして実際のハンドをプレイする上で応用して、賢い決断を自信を持って下せるようしていくかを、事細かく記している。ゴードンは、彼が過去に実際にプレイしたハンド――キャッシュゲーム、トーナメントの序盤、中盤、終盤、シットアンドゴー・トーナメント、サテライトとスーパーサテライト、ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーのファイナルテーブルでのプレイを含む――を読者と共に再現することで、彼がどうプレイしたかだけでなく、何故彼がそのようにプレイしたかを明らかにしている。彼はプロのプレイヤーがあらゆる状況で何を考えているか、的確なブラフだったか疑問の残るコールだったか、といったことを語り伝え、最もプレッシャーのかかるような状況でベストのプレイを導き出すための手助けをしている。また、個々のハンドを分析していく中で、ゴードンはポーカーのスキルの中でもカギとなるオッズ計算、ショートハンドでのプレイ、テルの見破り方などについて重要な手ほどきをしてくれている。また彼は、自身がプレイした記憶に残るようなプレイ――素晴らしいものも手ひどい失敗も――を取り上げ、何故彼がそのようにプレイしたかを説明し、多くのハンドでは、どのようにプレイすべきであったかについても解説している。この洞察、ユーモア、そして本物のプロのプレイの秘密が詰まった『フィル・ゴードンのポーカー攻略法実践編』は、稼ぎたいと願い、自分のプレイを次のレベルに引き上げたいと思っている全てのプレイヤーに取って必読の書である。著者紹介/フィル・ゴードン(PhilGordon)世界的なポーカープレイヤーにして、ポーカーのコーチであり、2回のワールド・ポーカー・ツアー優勝と5回のワールド・シリーズ・オブ・ポーカーのファイナルテーブル進出を果たしている。彼の2001年以降のトーナメントでの獲得賞金は総額で230万ドル超。ベストセラーとなった既刊書の『ポーカー?ザ・リアルディール』や、『フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編』や、TV番組「セレブリティ・ポーカー・ショーダウン」への42回におよぶ解説・コメントを通じて、フィルは世界中でも傑出したポーカーコーチ、そして教則本著者となった。フィルは現在ラスベガスに在住しているが、もっぱらサンフランシスコや、第三世界の旅行をして過ごしている。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
複雑な戦略やシステムを使ってうまくいくトレーダーもいるかもしれないが、トレードで成功するために唯一必要なのは実はプライスアクションを理解することなのである。プライスアクション分析は、今日のマーケットでトレードするための有効な手法で、株にも先物にもオプションにも使うことができる。これを使えば、複雑に組み合わされたトレードテクニックに困惑することなく、トレードそのものに集中することができる。一見、初歩的に見えるかもしれないが、これは最小限のリスクでリターンを大幅に増やすことができる手法なのである。トレードにプライスアクション分析を取り入れる方法のひとつに、チャートパターンがある。そして、この手法をだれよりもよく理解しているのが、著者のアル・ブルックスなのである。彼はフューチャー誌に寄稿しているテクニカルアナリストで、独立系のトレーダーとしても20年以上の経験がある。彼は10年前、自身のトレードにおいて、指標を表示していない価格チャートを読むことこそが最も単純で、信頼でき、利益率も高いことに気がついた。そして、その規律を順守することによって、継続的に利益を上げられるようになった。本書は、彼が会得したプライスアクションの読み方を詳しく紹介したものである。この信頼できる本は、真剣なトレーダーにとって必要な規律についても書かれている。このなかには、チャート上のすべての足を1本ずつ理解することの重要性、特定のパターンがセットアップとして信頼できる理由、リアルタイムでの仕掛けや手仕舞いポイントを見つける方法などが含まれている。本書では基本的な原理の説明には5分足のローソク足チャートを使っているが、日足チャートや週足チャートについても書かれている。また、数種類の株の銘柄を使った日中のスイングトレードや、日足チャートを使ったオプションの戦略についても詳細に見ていくことで、これらのトレードでさえプライスアクションのみを用いて実行できることを示している。トレードは簡単ではないが、価格チャートの読み方を学び、信頼できるパターンを見つけ、自分に合ったマーケットと時間枠が分かれば利益を上げることができる。プライスアクショントレードには複雑なソフトウェアやたくさんの指標は必要ないが、この簡単な方法がほぼすべてのマーケットで利益を上げる可能性を高めてくれる。本書を読んで、その方法をぜひ会得してほしい。本書で詳しく紹介する内容とは、以下のようなものである。トレンドラインとトレンドチャネルライン前の高値や前の安値ブレイクアウトとブレイクアウトがダマシになったときローソク足の実体やヒゲの長短現在の足とそれまでの足の関係アル・ブルックス1950年生まれ。医学博士で、フルタイムの個人トレーダーとして約20数年の経験を持つ。10年間に指標やシステムを試すのに1万時間を費やしたが、1996年に彼は一からやり直すことを決意し、指標は使わずにプライスアクションのみを使ったトレードを始めて、現在に至っている。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
成功するトレーダーになるための鍵は、機能するシステムを見つけて、それに従うことである。フューチャーズ誌にテクニカル分析についての記事を寄稿し、25年にわたってトレーダーとして活躍してきたアル・ブルックスは、まさに機能するシステムを見つけて、それに従い続けた人である。彼はトレーダーとしてのキャリアのなかで、マーケットの方向性や経済情勢に左右されずに常に利益を上げる方法を見つけだした。本書はプライスアクションの基本とトレンドに焦点を当て、そのプライスアクションを利用してマーケットでトレードする具体的方法を示し、そのすべてのプロセスについて段階を追って詳しく説明している。プライスアクションを理解し、価格チャートを1本の足ごとに読むことで、隠れていたパターンが見えてくる。パターンというものは機関投資家が動いて初めて形成されるものだ。そういったパターンを発見したら、機関投資家に倣って、きつめにストップを置いていち早く仕掛けて、利益を手にする。真剣なトレーダーにとってはたまらない刺激だ。本書で議論する主なテーマは以下のとおりである。トレンド、トレーディングレンジ、ブレイクアウト、反転のトレード方法トレンドラインおよびトレンドチャネルといった基本的なツール(これらのツールはトレンドとトレーディングレンジの発見に役立つ)さまざまなタイプのローソク足とトレードを仕掛けるときに知っておくべき数学について本書を通じて、基本原理を説明するのにブルックスが特に重視したのがローソク足の5分足チャート(これらはすべてトレードステーションで作成)だが、日足チャートや週足チャートについても言及している。また、本書で紹介されるプライスアクションは、株価指数ミニ先物だけでなく、株式、FX、Tノート先物やオプションのトレードにも利用できる。なお、本書に掲載されているチャートはすべてウェブサイトで見ることができる。トレードは多くの報酬が期待できる仕事だが、勤勉さと絶対的な規律が求められる厳しい世界である。成功を手にするためには、自分のルールに従い、感情を排除し、最高のトレードだけを待ち続ける忍耐力が必要だ。この目標を達成するための第1ステップが本書である。本書を読み終えるころには、健全なシステムに従う忍耐力と規律が身につき、莫大な富を手にすることも夢ではないだろう。アル・ブルックス(AlBrooks)1950年生まれ。医学博士で、フルタイムの個人トレーダーとして約20数年の経験を持つ。独立したデイトレーダーとしても活躍し、ウェブサイト()では、ライブで市場の実況解説をするだけでなく、チャート分析も毎日更新している。足ごとに価格チャートを読むという独特の手法を開発し、トレーダーのなかのトレーダーとして熱心なファンが多い。著書に『プライスアクショントレード入門』(パンローリング)
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
本書でジョン・F・カーターは、トレードに不可欠な知識、市場の仕組み、トレーディング戦略と概念を余すことなく伝授するだけでなく、チャートの作成、トレーディング手法、マネーマネジメント、心理、ハードウエアとソフトウエアなど、フルタイムトレーダーとして確実に抑えておくべき項目すべてについて詳しく解説している。ステップ・バイ・ステップで分かりやすく書かれた本書は、これからトレーダーとして経済的自立を目指す人の必携の書である。即戦力を重視する本書では、基本的な概念やすでに語り尽くされた概念に関する説明は一切省き、値動きが起こるその根本理由に焦点を当てている。市場の動きをいち早く察知し、自分の間違いに気づいたら素早く撤退し、利の乗ったトレードを伸ばすためには、市場が動く原理を知ることが何より重要だ。詳細な内容、分かりやすさ、実行のしやすさを特徴とする本書のテーマは以下のとおりである。過ちを犯しやすい初心者を脱してプロになるために知っておくべき5つの心理実績のあるセットアップ、それを用いる最適な市場、従うべきルールの融合によるトレードの効率化株式、オプション、ETF、Eミニ先物、Tボンド、FX市場などにおけるデイトレードのための仕掛け、手仕舞い、ストップロス水準オープニングベルからの市場の方向性を見極めるために不可欠な7つの内部要因(TICK、5分足出来高など)最近の市場を分析し、何をどのように行うべきかを決定し、その理由と用いるべき具体的な数値を明確にするための市場オープン前のチェックリストプロのトレーダーにとって最も重要な要素――トレード資金を守ること――を達成するためのリスク管理テクニックコンピューターの動作速度の低下を招くクッキー、スパムをはじめとするハードディスクドライブのエラー要因を取り除くためのツールとテクニックどのトレーディングシステムがどの市場に向くのか、損失を抑えるにはどうすればよいのか、トレードの妨げになる感情をコントロールするにはどうすればよいのかなど、トレードに悩みと疑問は尽きない。そんなあなたの悩みや疑問を一挙に解決してくれるのが本書だ。さまざまなトレーディングデスクでの長年の経験から市場のメカニズムを直感的に理解するスキルを築き上げたジョン・F・カーターによる本書の特徴を一言で言うならば、「痒いところに手が届く」というのが最も的確だろう。プロのフルタイムトレーダーとして第一線で活躍したいという夢は、本書を手にしたあなたなら、それはもう射程内にとらえたもの同然である!
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
こんな経験はないだろうか?「部長は、山本のいうことはよく聞くのに、私が提案すると似たようなアイデアなのにまったく聞いてくれない。どうしてだろう?」、「どうも、自分の主張をうまくまとめられない。会議や営業で、もどかしい思いがあるんだよなあ」、「せっかくのプレゼンのチャンスだったのに、競合他社にやられてしまった。悔しい!」。いったい、なぜそうなってしまったのか? あるいは、同じように営業をしていても、売れる人と売れない人がいる。売れない人に多い‘言い訳’は、「いやあ、大きな声ではいえないが、ウチは商品力がなくってね」、「会社の方針が時代に合わないんですよ」、「じつは、上司が悪いので、ヤル気にならないんですよ」など……。つまり、売れないセールスマンは、商品・上司・会社の方針というように、その原因を自分の「外」に求める。ところが、面白いもので、まったく同じ商品・同じ会社で同じ上司というセールスマンでも、「売れている」人がいるのも事実。不況だ不況だと騒いでも、売れる企業はあるし、売れているセールスマンも存在する。なぜ売れるセールスマンと売れないセールスマンがいるのか? 社の方針とか商品力のような、われわれの外部に原因があるのか? そんな時に必要なのは、「社内提案で確実に自分のものを通せる力」、「自分の主張を100%、社内でも社外でも伝えていく力」、「競合プレゼンを勝ち抜く力」だ。 本書では、実践的な‘説得力’を身につけてもらうために、プレゼンの基本ワザから裏ワザまでを具体的に紹介していく。 たとえば、「説得力あるプレゼンの構成はどうしたらいいのか?」、「資料をスクリーンに映した時、どんな見せ方をしたらいいか?」、「プレゼンの本番中、どうしたら自信があると思われるのか?」、「商品を魅力的に伝えていくには、どうしたらいいのか?」、「プレゼン中、どこに立ったらいいのか?」、「トラブルを未然に防ぐには、どうしたらいいのか?」、「必要な下準備は、何か?」などといった技術だ。「下準備」の段階から「質疑応答」を終えるまで、順を追って解説。そして、最後の2日間(6、7日目)には、「トラブル」への対応術と、「〈状況別〉プレゼンの裏ワザ」も添えた。 本書は、‘即効性’のある本だ。プレゼンや提案営業に連戦連勝し、あなた自身の能力が社の内外で確実に認められるだけのスキルが必ず身につく。 本書で、7日間、楽しく学んでほしい。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
もし20世紀におけるウォール街の歴史が正式に書かれるならば、その2?3ページがマイケル・スタインハルトに割かれるのは間違いない。この「街」の歴史のなかで、もっとも成功したファンドマネジャーのひとりであるスタインハルトは、マーケットのいかなるベンチマークよりはるかに高い平均年間利益率30%を達成し、同業の仲間たちよりも優秀な成績を収めた。ヘッジファンド運用者として30年に近いその在職中に、彼は顧客である投資家と自分自身のために巨万の富を築き上げた。彼の主要ファンドであるスタインハルト・パートナーズLPが設立された1967年に、そのファンドに1ドル投資していれば、彼が資産運用活動から引退した1995年には481ドルになっているという。この本のなかで、マイケル・スタインハルトは自身を歴史に残るヘッジファンド運用者に仕立て上げた投資戦略のいくつかを解説している。そのなかには、産業アナリストとして、また究極の銘柄発見者としての技術の核心も入っている。マーケットの一般的なトレンドに逆らって投資を行うのはいつであるべきか、これを察知する彼の超人的な能力――古いタイプの優良顧客からは必ずしも高い評価は得られなかった能力だったが――によって、最高の成功例がいかにして数多くもたらされたかについても、彼は書中で明らかにしている。また、彼はもっともセンセーショナルな成功例をいくつか詳しく述べている。そのなかには、全投資を債券に賭けた1981年の重大な決断も含まれている。また本書では、良いことばかりを述べていない。数は少ないが、苦痛に満ちた失敗例も詳しく述べている。その例として、1990年代半ばに行った、世界的なマクロマーケット進出の大失敗が述べられている。この本はまた、ベンソンハースト出身の一少年が無一文の状態から大富豪に出世した物語であり、その少年がブルックリンの街頭からウォール街へのし上がった物語でもある。スタインハルトの人生観や成功観を作り上げるのに影響した事柄を物語調で語っている。また、株式投資をどうしてこんなに愛するようになったかについても述べている。さらに彼は、富を得た後に人生の目的を持つ必要性を考え始める過程を記録し、その目的がいかにして彼に引退の決意を固めさせ、彼のエネルギーを別の方向に向けていったかについて書き記している。読者はこの本から、10年近い民主党指導者会議の議長としての経験やユダヤ人社会を強化するために彼が行った革新的な考え方、野心的な計画を知ることになる。ウォール街の天才かつ世界的な慈善家が書いた人の心を鼓舞する実話として、この本は金融のプロにとってもまた人間の本質を学ぶ人たちにとっても忘れがたい読み物である。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
高パフォーマンスで高レバレッジのヘッジファンドが世界中の投資家の話題に上ることは多い。ただし、当のヘッジファンドマネジャーたちは何も語らない。この秘密主義の金融のプロたちは、顧客に平均をはるかに上回るリターンをもたらすためにあらゆる角度から執拗に利益を追求すると同時に、そのためのテクニックについて語ることも執拗に拒んでいる。しかし、本書の出現でこの状況は一変した。これは現役のヘッジファンドマネジャーであるジェームス・アルタッチャーによるテクニック中心の入門書で、ヘッジファンドのトレーダーが日々マーケットに潜む非効率部分を探すための20のトレーディングシステム、戦略、テクニックを紹介している。ザストリート・ドット・コムに定期的に執筆している著者は、ヘッジファンドマネジャーや金融のプロの間ではよく知られた存在で、本書もさっそく冒頭からヘッジファンドを成功に導き、その名を広めた基本トレード戦略を紹介している。本書で紹介したヒントやテクニックは、ファンドマネジャーや第一線で活躍するトレーダーも利用している。 ・ギャップアップ、またはギャップダウンになった銘柄を見つけだし、そのなかでできるかぎり短期でギャップが埋まりそうなものをトレードする ・あらゆる瞬間において、恐らく投資家のセンチメントを最も正確に表しているNYSE TICK指標によるデイトレード ・素晴らしい利益率を誇るボリンジャーバンドを使った革新的な短期トレーディングシステム ・年率平均100%超のリターンを誇る5ドル未満の株のポートフォリオ ・債券投資家の控えめな動きから、株式市場の方向性を予想するための貴重なヒントを読み取る ・主要な指数から除外(追加ではない)予定の銘柄を使って利益を上げる ・間違いだと分かっていても、マーケットで常に語られる「定説」を逆手にとって利益を上げる 目を見張るような結果を出していても、ヘッジファンドマネジャーやトレーダーは魔術師ではない。彼らは、まじめで規則に縛られるミューチュアルファンドマネジャーやポートフォリオマネジャーとは違って、裕福な顧客の利益を追求するために自由に戦略を選ぶことのできる特別に腕のいいトレーダーなのである。本書は、ヘッジファンドマネジャー自身の目を通してこの世界を語った貴重な本と言える。このなかで紹介されているテクニックや戦法は、無理なく読者のトレーディングプログラムに組み込むことができ、利益に貢献するだろう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
ヘッジファンドや辣腕投資家は、この状況を切り抜けて今日のダイナミックな金融 環境のなかで成功するために、新たな手法を編み出している。たとえば、銀行が融資 を提供しようとしない企業や個人への積極的なローンサービスの提供。あるいは、大 型のミューチュアルファンドが規模や規制上の理由からチャンスがつかめないアービ トラージの機会を探る。そしてまた、「モノを言う投資家」になることで価値が解放 できそうな企業に投資する。これらは、ヘッジファンドや洗練された投資家が、今日 のタフなマーケットでキャッシュをスーパーキャッシュに変身させる戦略のほんの一 例にすぎない。ヘッジファンドマネジャーのジェームズ・アルタッチャーは本書のなかで、過去数 年間に世界中のトップヘッジファンドマネジャーが開発してきた新しいタイプの投資 方法を検証している。詳細な事例と最新のアドバイスに基づき、アルタッチャーは読 者がどうやれば、これらの投資方法を生かせるのか、そしてスーパーリターンを実現 するための10数個の戦略を紹介している。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
‘猫にしつけ’ってできるの?‘しつけ’というより、まず猫たちが何を求めているのかを知ることが大事だ。人間のルールを押しつけるのではなく、彼らの習性を知り、猫の目線で考えてみると、彼らが意図的に問題を起こすのではないことに気づく。彼らは人間と暮らすことで、実は多くのストレスを抱えることになる。そのストレスを解消してやれば、問題行動はなくなり、猫も人間も幸せなキャットライフを堪能できるのだ。理屈としては簡単だが、はたしてそんなことが可能なのか? と誰しもが疑問に思うだろう。それを可能にした男がいる。これまでにない手法で猫の問題行動を解決するのは、世界中で‘キャットダディ’の愛称で呼ばれるジャクソン・ギャラクシーだ。スキンヘッドにピアス、全身タトゥーに覆われた巨体……。見た瞬間、ちょっと引いてしまいそうな風貌の男性と、‘猫の行動専門家’という肩書きを結びつけることはむずかしい。しかし本書を読めば、そんな戸惑いも吹っ飛ぶ。それどころか、このミスマッチに愛着さえ感じるかもしれない。彼がこれほどまでに有名になったきっかけは、世界180以上の国・地域で放送されている「アニマルプラネット」で、ジャクソンによる「猫ヘルパー?猫のしつけ教えます?(MyCatfromHell)」がはじまったことだ。猫の問題行動によって人間関係までおびやかされてしまった人びとがジャクソンに助けを求め、彼が見事に解決するという、シンプルだがハードルの高い内容構成だ。番組が放映されるやいなや、世界中の猫好きがテレビに釘づけになった。ジャクソンのアドバイスを一つひとつクリアしていくと、これまで‘何かを学ばせるのはムリ’といわれてきた猫たちが、魔法にかかったように利口になるのだ!最初は牙をむいていた猫が、最後には穏やかな様子で体をすり寄せてくる。血だらけのケンカをしていた猫たちが、最後には仲良く猫じゃらしに夢中になる。こうして、壊れかけていた人間関係が修復され、飼い主と猫との絆も深まる――。では、なぜジャクソンはこの神業ともいえる能力を手に入れたのか。そのいきさつが本書で述べられている。ただ猫が好きだったからだけではない。生まれながらにして特殊な能力をもっていたわけでもない。困難な人生のなかで、見捨てられ、虐げられた動物たちと出会い、さらに運命の猫‘ベニー’と出会ったことで、彼の能力がめざめたのだ。本書は、彼の身につけた猫のしつけのノウハウ本ではない。しかしジャクソン自身がベニーとの関わりのなかで学び導き出した猫と心を通わせて、もっと幸せになるヒントが豊富に紹介されている。ジャクソンは、長い間動物保護施設で働いた経験から、現在も動物たちを救う取り組みを行っている。本書にも「施設にいる家のない猫たちに、暖かい家を与えてあげたい」というジャクソンの心からの願いが熱いメッセージとして込められている。もしあなたが猫のことで悩んでいるなら、あるいはもっと彼らを幸せにしてあげたいと思うなら、ぜひ本書のアドバイスを参考にしてみてほしい。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
「シンプル戦略」とは、だれでもできる非常に強力なトレンドフォローによるデイトレード戦略である。この「シンプル戦略」で必要なのは、日中に現れる超短期のトレンドだけである。ただ、トレンドは市場全体の20%くらいしか形成されない。その1日に数回しか現れないトレード機会を、ボリンジャーバンドとMACDで確実にとらえようとするものだ。シンプル戦略の特長とは、以下のとおりである。・裁量が一切入る余地のない明確な仕掛けルール・裁量が一切入る余地のない明確な手仕舞いルール・日中に形成される超短期のトレンドの利用・高級なトレードソフトは一切不要つまり、「シンプル戦略」はあなたのトレードをシンプルにしてくれるのである。もしあなたがいろんなオシレーターを見ながら、うまく機能しないと、すぐに次から次へと新しいオシレーターを追加したり、変えたりする「分析まひ」症候群に陥っているとしたら、シンプル戦略こそ、あなたにブレイクスルーをもたらしてくれるものとなるだろう。 「シンプル戦略」・イズ・ベスト!「分析まひ」や「オシレーター・オタク」よ、サヨナラ!それでは始めよう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
トレンドと内部構造が一目で判る!絶好の売買タイミングを選択する、便利な強力ツールを開発者本人が指南「本書の目的は、株式を買った後でまだ値下がりが続く安値買いの罠や、売った後でどんどん値上がりが続く高値売りの落とし穴など、投資家が陥りやすい数々の罠を避ける手助けをすることにある」 1970年代、マーケットの新参者であるジョン・ボリンジャーは、マーケットにおけるすべての出来事は相互関係によってのみ存在し、絶対的なものはない、という彼の信念にふさわしい投資分析のシステムを見つけ出すことができなかった。そこで彼は自分でそのシステムを造りあげた。その方法はラショナル分析と呼ばれ、やがてボリンジャーバンドの確立につながり、投資分析史上にボリンジャーの名を残すことを確実にした。 本書『ボリンジャーバンド』において、ジョン・ボリンジャーは、彼が当初この発見をするに至ったマーケットの状況を説明し、読者にボリンジャーバンドの開発と完成にかかわる内情を打ち明けている。次に彼は、ラショナル分析とボリンジャーバンドの周囲に構築する相対的な意思決定の枠組みについて説明している。それは、事実上いかなる証券についてもまたはいかなる市場環境下においても、価格が高すぎるのか、あるいは低すぎるのかの問いに答える極めて強力なテクニカル分析とファンダメンタル分析の組み合わせである。『ボリンジャーバンド』が提供する内容は、次のとおりである。 ○この革命的なテクニカル分析のツールに関する初めての権威ある考察。 ○ボリンジャーバンドを利用した3つの簡単なシステム。 ○パターンを解析し、かつ時間枠と移動平均を分析する革新的な手法。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
アメリカで50年支持され続けているテクニカル分析の最高峰が大幅刷新!チャート分析家必携の名著が読みやすくなって完全復刊!数量分析(クオンツ)のバイブル!初版刊行から50年以上たってもまだ版を重ねている本書は、チャートによる株式市場のテクニカル分析に関する書物の最高峰という輝きを依然として失っていない。本書の初版以降に出版されたテクニカル分析に関するほぼすべての書物は、本書から派生したものといっても過言ではない。長い時の試練にさらされてもまったく色あせない本書の愛読者は数百万人を超える。大幅に刷新されたこの第8版は、マーケットがどのような局面にあろうとも、株式のチャートパターンから利益を上げる方法をしっかりと教えてくれる。これはまさに株式投資のタイミングを見極める「バイブル」の最新版とも言えるだろう。 本書のなかに詳述されているエドワーズによるダウ理論の実践的なアプローチをはじめ、反転・保ち合いパターン、トレンドラインおよび支持・抵抗圏の利用法は、個人投資家にとって非常に価値ある売買ツールである。一方、マギーが自らの実践をもって立証した株式売買の戦略と戦術は、真の売買シグナルを決定する最も有効な基礎となるものである。目次第2部 トレード戦術第18章 トレード戦術の問題第18.1章 長期投資家のための戦略と戦術第19章 極めて重要な細かいこと第20章 われわれが求める株式――投機家の見方第20.1章 われわれが求める株式――長期投資家の見方第21章 チャートをつける株式の選択第22章 チャートをつける株式の選択(続き)第23章 ハイリスク株の選択と売買第24章 株式の予想される動き第25章 2つの厄介な質問第26章 単元株と端株の取引(各トレードの規模)第27章 ストップオーダー第28章 底とは何か――天井とは何か第29章 トレンドラインの実践第30章 支持と抵抗圏の使い方第31章 ひとつの籠にすべての卵を盛るな第32章 テクニカルなチャートパターンによる値幅の測定第33章 戦術的な観点からのチャートパターンの再検討第34章 トレード戦術の要約第35章 テクニカルな売買が株価の動きに及ぼす影響第36章 自動化されたトレンドライン――移動平均第37章 「よくあるパターン」第38章 バランスと分散化第39章 試行錯誤第40章 投資資金第41章 投資の実践第42章 ポートフォリオリスク・マネジメント
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
どんな人にも、「二人の自分」がいるものだ。「お金がほしい」自分と、「お金をほしがるのが恥ずかしい」自分。「九九パーセントは富で解決できる」と考える自分と、「富で解決できない一パーセントが大切だ」と思う自分。「成功の最大要因は運のような目に見えない力だ」と感じる自分と、「必要なのは努力であり、それ以外に頼るのは怠惰だ」と考える自分。 あなたはどうだろうか。「お金を欲しがるのが恥ずかしい」という考えに傾きがちだとしたら、残念ながら、あなたは巨富や成功から最も遠い人生を生きている。あなたの考えは、誤りというわけではないだろうが、苦労している間に人生が終わる道を歩いており、ほとんどの人間が、あなたと同様の遠まわりをしているのだ。松本幸夫氏の経験では、そんな人の多くが、マーフィーを知ってから運命の大転換を成しとげ、成功人間になっているのである。 マーフィー理論はシンプルだ。「よいことを思えば、よいことが起きます」という一言に要約される。 仕事や日々の生活に忙しく埋没していると、自分の可能性とか、夢、潜在能力といったことにあまり考えが向かなくなりがちだ。その時間や意識のほんのわずかでいい。よいことを思ってみよう。例えば、金持ちは富裕意識を持っていて、その富裕意識がますますお金を引き寄せる。だから、あなたも富裕意識を持ってほしい。まだ富を手にしていなくても、意識を持つだけでいいのだ。意識は現実化する。 そして、賢明なあなたは、もう悟ったことだろう。「お金がほしい」と素直に言う自分に従おうと。「目に見えない力」を信じようと。そのためには、小さなコツがいるが、本書では、そのコツを端的に示した。マーフィーは、お金持ちでない人にこう言う。「今すぐ富裕意識を持ちなさい」と。財産をまだ所有していない時点で、「すでにある」という意識を持ってしまうのである。「結果の先取り」ということだ。現実にお金を手にすることで富裕意識を持つのではない。先に富裕意識を持つことで現実の富を手に入れるのである。 シンプルだから実現も簡単だとは限らない。「信じれば成功する」ということと、「何もしなくても成功する」ということは微妙に違うのだ。 マーフィー理論は事実であり、万能である。だが、そこには、陥りやすい罠もあり、誤解が生じることもある。それらを回避し、成功への人生を、まっすぐに歩んでいただきたい。巨富を手にし、感謝の念で人生を満たしていただきたい。 そのための案内書、成功への地図が本書である。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
USインベスティングチャンピオンシップで優勝経験を持ち、『マーケットの魔術師【株式編】』でも取り上げられた‘生ける伝説的トレーダー’のマーク・ミネルヴィニは、5年連続で3桁のリターンを上げ、年平均で220%、複利での総リターンは3万3500%に達した。この偉業を成し遂げるために使われ、時の試練に耐えてきたお墨付きのトレードシステムが本書で今、初めて明らかになる!本書で、ミネルヴィニは株式トレード法であるSEPAを公開する。慎重なリスク管理や自己分析と忍耐があれば、この手法でほぼすべての市場で信じられないようなリターンが得られる。彼は一貫して3桁のリターンを得るために、どうやって正確な買い場を選び、仕掛け、そして資金を守るかについて、詳しく分かりやすい言葉で説明している。 株取引の初心者にも、経験豊かなプロにも、並外れたパフォーマンスを達成する方法が本書を読めば分かるだろう! 初心者にも理解しやすい教訓やトレードの真実、そして具体的な戦術と、要するに、アメリカで大成功を収めた株式トレーダーが30年のキャリアで得たことのすべてを隠すことなく公表している。あなたはそこから貴重な知識を得るだろう。本書で学べることとは、 ・最良の銘柄を大幅に上昇する前にどうやれば見つけられるのか ・ほとんどの投資家がする手痛い間違いをどのように避けるか ・いかに損失をコントロールして、利益を守るか ・高リスクの状況をいかに避けるか ・正確にいつ買って、いつ売るべきか ・新規公開株を買う方法 ・急上昇して並外れたパフォーマンスを達成する銘柄に伝統的な株式評価が通用しない理由 ・ミネルヴィニが行ったトレード例とコメントミネルヴィニのトレード法の驚くべき効果を証明する160以上のチャートや数多くのケーススタディと共に、世界で最も高パフォーマンスを達成した株式投資システムが本書で初めて明らかになる。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
あなたは、今より10倍の収入を得ようとしたらどうするだろうか? また、どうしたらいいかわかっているだろうか? あるいは、10倍の仕事の成果を出すには、何をするだろうか? 自分の1日は24時間。これはそのままであって増やせない。当然、限界はある。 では、どうしたらいいか? 10倍の成果・10倍の収入は、あなたを別次元へと導くことだ。単純に今の収入を10倍にしたあなたを想像してみてほしい。それには、仕組みをつくることに尽きる。そして、成功するまでやめなければ、世の中に失敗はない。少なくとも、「成功に向かっている途中」と言うことができるのだから。「何を当たり前な」と思うかもしれない。 しかし、大半の人は‘途中であきらめてしまう’ものだ。だから成功できない。成功するまでやめない。これを今後のあなたの行動指針としてみよう。本書はいわば、10倍の成果を出し、収入を増やすためのマニュアルだ。あなたは、書かれたとおりに学んで、心構えを変えて、実行していくだけでいい。もしも、あなたが今までビジネスをしていて、「どうも思うように成果が出ない」「労力の割に成果につながらない」と思っていたら、それがあなたの‘能力’そのものということはまずないものだ。 しかし、労少なくして成果が大きい人間はいる。なぜか? キーワードは能力ではなくて、繰り返すが仕事の仕組みなのだ。 松本幸夫氏は、この仕組みができてきたことで、年間の著書の冊数が3冊から15冊になった。5倍なので来年は30冊以上にしようとしている。もちろん‘楽勝’だ。 研修の仕事も増やしながら、なおかつ本の著書も増やしていくのだから、仕組みの力は恐ろしい。しかも、海外旅行をしたり、ワインを楽しんだりといったプライベートも今までよりずっと充実している。 成果の差は能力差にあらず、仕組みをつくるかつくらないかだけの差だ。しかし、これは思いのほか大きな結果の差となってしまう。「段取り」というのは、仕組みづくりのひとつにほかならない。本書では、それらも含めて、さらに土台となる「心構えの仕組みづくり」そして、成功して10倍の成果を上げるには、人の協力なくしてはできないので、「人間関係の仕組みづくり」などの中身も加えて、あなたが成功するための実践的マニュアルになっている。ぜひ、本書を読んで、「収入が10倍になりました!」、「最小の労力で10倍の成果の出し方がわかりました!」といったうれしい報告をしてほしい。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
本書は、世界でもっとも有名なトレーダーであるラリー・ウィリアムズが、「インサイダー」である「コマーシャルズ」と呼ばれる人たちの秘密を、初めて明かした画期的なものである。いつも勝ちトレード側にいる数十億ドル規模のプレーヤーたちと歩調を合わせる方法や、彼らの動きを毎日のトレードに利用する方法を授けてくれている。このきわめて簡単にゴールに到達できる最高の情報源がCOTレポートである。本書では、そのCOTレポートをどのように利用すれば、常勝トレーダーの仲間入りができるかを伝授してくれている。また、このレポートの利用法や見方とともに、世界規模のコマーシャルズの側について行きながら、最大の収益を目指し、リスクをマネジメントするトレードプランも読者に提案してくれている。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
市場分析の第一人者として高い人気を誇るラリー・ウィリアムズが1999年に本書の第1版『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』を世に送り出してから十余年の月日が流れた。第1版は主としてトレーディングに専念する熱心なトレーダーを対象に書かれたものだが、この間に世界は様変わりし、いまやだれでもトレーディングすることが可能な時代になった。短期トレーディングで成功すればより豊かな生活が待っている――そんな期待を胸に多くの一般人がトレーディングに積極的に参加するようになったのである。 13年の歳月を経て、全面改訂した第2版を引っさげてウィリアムズがついに帰ってきた。大いなる希望を抱いて市場に新たに参入してきた一般トレーダーたちが、市場を理解し、そこから多くの富を引き出す手伝いをするために。短期トレーディングは大きなリスクが付き物だが、そこから得られる利益は計り知れない。堅実で利益の出るトレーディングに必要なものは何なのか。ウィリアムズが力説するのは、優位性を持つこと、そして弱点を克服することである。これこそがトレーディングで成功するための鍵である。 投機からボラティリティブレイクアウト、利益の出るパターンまで、市場に関するさまざまなテーマについて、プロとして長年にわたって洞察に富んだ奥義を伝授してきたウィリアムズが本書で披露するテクニックは検証に基づいた確かなものである。市場が動くメカニズム、最も支配的なサイクル、仕掛け・手仕舞いのタイミング、勝ちトレードの保持といったトレーディングの基本――ひいてはトレーディングの世界で成功するための基本――だけでなく、効果的な短期トレーディング戦略の徹底した分析、そして独自開発した実績のあるテクニカル指標など、ウィリアムズが半世紀にわたって実践・会得してきた奥義がぎっしり詰まった本書は、これから短期トレーディングを始めようとする人々にとって価値ある情報の宝庫のようなものだろう。本書を片手に、いざ短期トレーディングの世界に繰り出そうではないか!著者 ラリー・R・ウィリアムズ(LarryR.Williams)50年のトレード経験を持ち、世界で最も高い評価を受ける短期トレーダー。1970年以降は執筆活動にも熱心に取り組み始め、なかでも、1966年に独自開発し、今でも主要な経済紙や金融・投資サイトで毎日データが公表されているテクニカルインディケーターであるウィリアムズ%Rを基にした著書はベストセラーになった。トレーディング、リサーチ、トレーディングツールの開発と多忙を極めるなか、上院議員選挙に2回出馬し、全米先物協会(NFA)の理事も務めた。また、フューチャーズ誌の「ドクター・オブ・フューチャーズ賞」の最初の受賞者で、「オメガリサーチ・ライフタイム・アチーブメント賞」とトレーダーズ・インターナショナルの2005年の「トレーダー・オブ・ザ・イヤー賞」も受賞。さらに2002年、サンディエゴ市は10月6日を「ラリー・ウィリアムズ・デー」に制定した。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
百聞は一見にしかず。値動きの傾向(バイアス)を統計分析で明確に!いつの世も、相場の主体は「人間」である。人間の買い意欲が売り意欲を上回れば、相場は上昇し、下回れば、相場は下落する。そして、いつの世も、人間の感情は本質的に変わらない。株価が暴騰すると、歓喜して買いたがり、暴落すると、恐怖から売りたがる。ローソク足は、その色や形から、そうした買い方と売り方の「攻防」と「心理状態」を一目で判別できる優れたチャート描法である。また、その特性から、古来、ローソク足の形状や複数本の組み合わせを売買サインとする「パターン」が生み出されてきた。例えば、江戸時代に本間宗久によって開発されたという「酒田五法」が、その代表だ。多くのローソク足紹介書で、こうした伝統的パターンが「通説」として紹介されている。このパターン出現を頼りに売買のタイミングを決めている投資家も少なくない。しかし、こうした「通説」は、実際に信頼に値するものであろうか。そのパターンを心から信頼してトレードを継続できるだろうか。本書は、日本株27年間3862銘柄1483万5838取引のデータからローソク足パターンの「現実」を分析したものである。「三川明けの明星」「十字星」「はらみ線」「三空叩き込み」など、35種類のパターンを「全期間」だけでなく「6つの期間」で解析し、そこにみられる「傾向(バイアス)」を考察した。期間を6つに分類したのは、株価には上昇基調のときもあれば、もみ合いのとき、下落基調のときもあるからだ。こうした相場局面にかかわらず「傾向」に変わりがなければ、ある程度の持続性、つまり「人間の本能的な相場行動パターン」が見えてくる。今回の統計分析から、通説が事実にそぐわないケースと、事実どおりのケースがあることが明らかになった。本書で提示したような膨大なデータから値動きの「傾向」を探し出す作業は、短期売買、デイトレード、スイングトレードの研究に役立つだろう。システムトレードでも、こうした優位性(エッジ)を最大限に発揮するための「売買戦術の着想」に役立つはずだ。伊本晃暉(いもと・こうき)大阪大学大学院物質生命工学修了。確率理論研究所所長。A型。トレンドとローソク足(日足)を参考に株式を自動売買するアルゴリズムで、第1回スーパーカブロボ・コンテスト大会(カブロボ運営事務局主催)に優勝。著書に『toto最新攻略バラ買い理論』『toto最新攻略新バラ買い理論』(ともに情報センター出版局)、27年間の株式投資データ解析を収録した『電子書籍ローソク足の統計分析データブック』がある。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
著者ジョン・F・エーラースは本書を、「真実と科学は、無知と迷信に対して再び勝利を収める」という見事なまでに完璧な言葉で要約している。本書は物理科学におけるデジタル信号処理技術をトレーディング分野に適応化したものだ。本書で開発した独特のインディケーターは、マーケットをまったく新しい視点でとらえることを可能にするばかりでなく、従来のインディケーターを発展させることで、より正確な計算をも可能にする。デジタル信号処理技術をマーケットに応用した第一人者の一人であるエーラースは、本書で、この手法にかかわる専門技術、知識や将来的展望を、独自の方法で紹介する。まず、デジタル信号処理入門に続いて、2つの主なマーケット‘モード’―――トレンド・モードとサイクル・モード―――とこれらのマーケット・モードに対応するツールを説明した後、トレーダーに最もよく使われる移動平均、モメンタム関数の性質、デジタル信号処理をトレーディングに使ううえで必要となるほかの重要な基本的概念を紹介する。以上の準備段階を経たあと、本書はいよいよテクニカル分析の核心へと進む。ここでは、SN比や正弦波インディケーターなどの独特のインディケーターを議論するとともに、有限インパルス応答(FIR)フィルタや無限インパルス応答(IIR)フィルタについて述べる。また、予測フィルタの作成方法と最大限の効果を得るためにこれらのフィルタをいつ使うべきかについても説明する。本書の目的は、近代デジタル信号処理を導入することで、効率的かつ斬新なトレーディング・ツールを開発して、一種のアートともいえるトレーディングに革命を起こすことである。トレーディングをすぐに開始するための‘手引書’となるコンピューター・コードを必要とする人にとっても、サイクル周期測定ツールであるホモダイン・ディスクリミネータや瞬時トレンドラインといった新しい分析ツールを求めている人にとっても、マーケットをまったく新しい視点でとらえることを可能にする画期的な内容の本書は、極めて有益な結果をもたらすものになるだろう。
公開日: 2016/11/03
単行本・雑誌
 
トレーディングも人生と同様、計画が必要である! 本書では、トレーディングの専門家であるマーク・フィッシャーが20年以上にわたって成功を収めてきたトレード計画とその手法を公開している。その手法とは、フィッシャーが取引所のフロアトレーダーからパソコンでトレードする個人投資家までの何千人もの人たちに伝授してきたACDシステムである。フィッシャーはその革新的で勝率の高いACDシステムを使って、株や商品や通貨など、あらゆるマーケットでトレードする方法を教えてきたのだ。本書では、そのACDシステムの全貌を明らかにするとともに、ACDシステムを利用したより効率的で利益率の高いトレード方法を紹介している。本書ではまず、ACDシステムの概要を詳しく説明していく。オープンレンジの値幅で決まってくる基準点には、仕掛けのためのA点とC点、ストップを置くB点とD点がある。またこれらの基準点と組み合わせて、最大の枚数や株数で最小のリスクのトレードにするためのピボットレンジも学んでいく。フィッシャーは本書でトレーダー心理という非常に重要な課題についても述べている。エゴを捨てる、ギャンブル理論、「次!」などの概念を組み合わせれば、ACDシステムはあらゆるトレードスタイルや理論にも応用できる。第4章のあとの「中間試験」でそれまで学んだ知識を確認したあとは、ACDシステムをほかのトレードツールと組み合わせた使い方を紹介していく。 ピボット移動平均線を使ったトレード戦略――移動平均線へのダマシのトレード、移動平均線ダイバージェンスなど 最適なタイミングで手仕舞うためのさまざまなトレード戦略 リスク管理戦略に関するエピソード 本書ではACDシステムを使い、上回ったら買うべき価格や下回ったら売るべき価格の算出方法を説明する。また、ACDシステムを基礎にそれ以外の指標を重ね合わせ、それまでの価格や動きに基づいたトレード戦略の構築の仕方も明らかにしている。また、トレードしているマーケットに十分なボラティリティと流動性さえあれば、ACDシステムは超短期のトレードやスキャルピングでも、長期のポジショントレードでも利用できる。初心者であれ経験豊富なトレーダーであれ、ACDシステムをひとたび習得すれば、トレーダー自身はもちろん、そのトレードスタイルも好い方向へと変化させることができるだろう。最後は実話に基づいたエピソードや身近なことを例に挙げながら、この手法で成功したトレーダーの逸話などを紹介し、ACDシステムのすべてとそれを最大限活用する方法を伝授している。
公開日: 2016/11/03
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