中学受験の超カリスマが5000組の家庭を見てわかった 子どもの学力を伸ばす親、ダメにする親
【はじめにより】子どもの学力が伸びる家庭には共通の雰囲気があります。
親子ゲンカや兄弟ゲンカは当然の事、夫婦の衝突も普通にあるにも関わらず、和やかな安定感を感じさせる家庭がたしかにあります。
それは、親御さんの性格というよりは、親御さんの‘心の持ちよう’にあるのです。
本書は、子どもが伸びる親御さんの‘心の持ちよう’に焦点を絞りました。
そして、それを「しなければいけない」と感じ取っていただくのではなく、「できそう」と感じ取っていただくことに留意したつもりです。
子どもは、「ちょっと頑張ればなんとかなりそう」と感じられる事柄にはちゃんと努力ができます。
これが、受験勉強を持続させるコツなのですが、それは大人にも当てはまります。
親御さん自身が、本書を読みながら、ご自身が「ちょっと頑張ればなんとかなりそう」と感じる事柄を一つでも見つけてください。
親御さんが少し変わることで、子どもは必ず大きく変化します。
【本書の目次】第1章 親の期待で、お子さんを追い詰めていませんか?・学力には2つある・国語を見くびるとお子さんの成績が悪くなる・伸びる子がかならず持っている共通項ほか第2章 やっぱり大きいお母さんの役割・お子さんをやる気にさせる魔法の言葉・伸ばせるお母さんはIメッセージを多用する・夫婦仲がいいと子どもの成績が上がるほか第3章 理想的なお父さんとは?・わが子は出来の悪い部下だと思え・よくない点を笑い飛ばせるお父さんになろう・夫婦の会話が増すだけで国語の点数が上がるほか第4章 あらためて中学受験を考える・100%より80%の努力をずっと・「合格したらご褒美をあげるよ」はありか、なしか?・アドバイスの2割改善を目指そうほか
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