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家康家臣の戦と日常 松平家忠日記をよむ

家康の家臣で一族でもある松平家忠は、戦国期の17年間にわたり、毎日の出来事や見聞きした情報を記録し続けた。
「家忠日記」と呼ばれるこの日記には、家康の合戦に対する苦悩や、行動の詳細な変遷、家忠の豊臣政権による不条理な要求への愚痴、茶の湯・能の鑑賞・連歌に勤しむ日常生活など、当時の一武将の周辺が記録されている。
日記をもとに先駆的な研究を手掛けた著者が、戦国の合戦や日常生活から、贈与やもてなしの実態までも明らかにする。
〈目次〉序章 松平家忠と『家忠日記』第一章 武田氏との戦い第二章 秀吉との対決第三章 家忠の日常生活第四章 忍における日々第五章 上代での日々と伏見普請補論一 家忠の所領と兄弟補論二 鵜殿氏・水野氏の動向と家忠補論三 不動国行の刀と惣無事令




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