棋士という生き方
‘天才頭脳集団’の生き様に、人生を学ぶ若き天才・藤井聡太六段や、国民栄誉賞を獲得した羽生善治竜王、かわいいキャラクターが人気の‘ひふみん’こと加藤一二三九段など、将棋のプロを目にする機会が増えてきています。
しかし、勝負の世界を生きる天才たちの素顔や、等身大の人間としての生活・生き様は、よくわからないという方が多いのではないでしょうか。
本書は、トップリーグのA級にも在籍し、棋士として40年以上の現役生活を戦い抜いて2012年に引退した石田和雄九段が、対局者、将棋教室の経営者、俊英を育てる師匠、一家庭人など、さまざまな立場から、日本の伝統的マインドスポーツのプロフェッショナルとしての人生を振り返ります。
佐々木勇気六段や高見泰地六段など注目の若手棋士を育てた棋界の名伯楽ならではの視点や、大山康晴・升田幸三といった昭和の名棋士との戦い、舞台裏での数々の秘話など、将棋ファン必読のエピソードはもちろん、厳しい世界を生き抜いてきた大ベテランだからこそ語れるすべての人の人生に通じる言葉が満載です!
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