人間の偏見 動物の言い分 動物の「イメージ」を科学する
タヌキはマヌケで、キツネはズルい!?生態学者がひもとく動物に対する「ステレオタイプ」の起源と変遷加熱するシャンシャン・フィーバー、空前のイヌネコ・ブーム。
フクロウ・カフェができたかと思えば、今度はカワウソが熱い!現代社会でこのうえなく愛される動物がいる一方で、嫌われる動物もいる。
ヘビ、カエル、ネズミ、……。
一部の好事家を除けば、一般に忌避される存在だ。
こうした個々の「動物」に対する扱いの差は、どこから生まれたのか?偏見とも思えるような「ステレオタイプ」なイメージは、本当に正しいのか?動物の生態を守るために調査研究を続ける生物学者が解き明かす、人による「動物へのイメージ」の由来と変遷。
都市生活のなかで失われた「人と動物のあるべき関係」を探る。
本書が取り扱う主な動物(ペット)イヌ、ネコ、ウサギ、ハムスター、モルモット、ネズミ(家畜)ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ(野生動物)サル、タヌキ、キツネ、クマ、オオカミ、ヘビ(利用動物)シカ、イルカ、クジラ、アライグマ、トナカイ
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