幕末アウトロー 維新の陰の立役者「侠客」たちの生き様
幕末本のほとんどは、武士を中心に描かれている。
しかし歴史を紐解くと、庶民、それも侠客と呼ばれる人たちが幕末の動乱に尽力したことがわかる。
清水次郎長から黒駒勝蔵、会津小鉄。
そして草莽諸隊(集義隊◉近藤実左衛門 勇敢隊◉大野仁平 衝撃隊◉細谷直英 聚義隊◉松宮雄次郎・他)と呼ばれ、戊辰戦争に組みいっていった多くの部隊。
「西郷どんと新門辰五郎」「柳川熊吉と五稜郭」「清水二十八人衆と清水次郎長」「黒駒勝蔵と甲州博徒」。
時に歴史の表舞台に、時に裏舞台を支えた彼らは幕末の混乱期にどのような役割を担ったかを解説。
日本全国の「親分衆」は、幕末から明治にかけてどのような「道」を選んだか? 勝ち組、負け組は誰だ? また新撰組や奇兵隊に入隊した博徒たちを追う。
「幕末の全国博徒間抗争」「名親分勢力図(竹居安五郎・勢力富五郎・武州石原村幸次郎・国定忠治・水野弥三郎・大垣屋清八・飯岡助五郎)」なども掲載。
侠客目線で幕末を見ると、有名志士たちの裏の顔も見えてくる。
西郷隆盛と御用盗、死体処理をかって出た清水次郎長と山岡鉄舟との交流。
大河ドラマや映画では決して描かれず教科書にも載らない、歴史の真実がここにある。
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