惰性と思考
95歳、脚下照顧という生き方 頭は明晰に、心は穏やかに当たり前の日常が変わる68の「視点」かぜと個性たまにはかぜで寝てみるのもいいものだ。
自分の生き方をふりかえられる。
かぜは生活の句読点のようなものでもある。
テンもマルもない文章は気味が悪い。
かぜひきはそんな理屈を考えて、自分を慰める。
それにかぜは個性である。
同じかぜでありながら、人によって千差万別。
またなおりかけの気分が実によろしい。
弱気を強気にし、悲観的な人間にも希望というものがあると考えさせる。
ー本書より本書は、毎日新聞出版から二〇一〇年三月に刊行された『頭の旅』を改題、加筆修正したものを新書化したものです。
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