抑止ー「基本」なのに理解されていない考え
政治や安全保障の分野で頻出する『抑止』という言葉。
よく見るが、これほど理解が曖昧な言葉はない。
「核の抑止力」「平和と安全のための抑止力の強化」「ジェノサイドの発生抑止」「日米同盟の抑止力の強化」……連日新聞紙上を賑わす『抑止』。
使用頻度の較べてその言葉の理解は、残念ながら浅いのではないだろうか?本書は安全保障の最前線で活躍した元陸将が、まず『抑止』の概念を説き、その成功例と失敗例を史実から検証していく。
読了すれば新聞国際面の見え方が変わってこよう。
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