保守の「星」と期待されて誕生し、長期安定政権になると見られている安倍政権だが、いまやその政治姿勢にあやふやさが目立っている。<br />憲法改正に関する発言や中国や北朝鮮への対応にしても、保守たる毅然とした態度・行動が見られない。<br />この状況に、安倍政権を応援してきた保守層から、なぜ厳しい声が出てこないのか。<br />日本の未来を誤らせることにならないのか。<br />保守論壇の中に身を置いて来た著者が、いま改めて、保守の立場から安倍政権を批判する。<br />