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米中最終決戦 アメリカは中国を世界から追放する

中国を甘やかしたグローバリズムの時代が終わり中国と朝鮮半島抜きのポスト・コロナの世界が始まる本格的な米中の最終決戦が始まった。
武漢から発生した新型コロナウイルスのパンデミックによって、米中冷戦は、熱戦に変わりつつある。
戦線は、ファーウェイに代表される5G時代の通信覇権であり、香港の一国両制、台湾の民主的体制、尖閣をふくむ海洋覇権、さらにはウイグル、チベットの自治など広範囲に及ぶ。
そのすべての局面でいま中国は一大攻勢に出ようとしている。
直接、兵器を用いた戦争こそしていないが、それ以外のあらゆる分野で、米中は目に見えない戦争を戦っているのだ。
ところが、日本の指導的立場にある人たちの間には「米中対決時代の現実を受け入れたくない症候群」が蔓延している。
米中両国に二股をかけて、ビジネスを拡げてしまったため、現実を否認する病に陥ってしまっているのだ。
悪いのは中国でもアメリカでもなく、トランプ個人だという誤解も日本には蔓延している。
しかし、これはトランプ大統領の問題などではない。
米中対決という基軸を見失えば、ポスト・コロナの世界に現れてくる様々な問題を理解できなくなる。
100年に一度のパンデミックによって劇的に変化しつつある世界の政治と経済を詳細に分析する。
[目次から内容紹介]第1章 米中最終決戦の火ぶたが切られた第2章 ポスト・コロナ時代、中国共産党独裁に崩壊の兆し第3章 武漢ウイルスの正体第4章 中国による「超限戦」が始まった第5章 ファーウェイと米中・通信覇権争奪戦第6章 日本はポスト・コロナの世界に対応できるか第7章 朝鮮半島は南北とも中国の属国に戻る第8章 反グローバリズムから新・縄文文明へ




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