大きな災害に伴って必ず同時に起こるのは社会不安だ。<br />その背景にあるのは風評や差別・偏見、報道被害である。<br />こうした「情報災害」拡大の背景には社会不安を煽ることで利益を享受してきた存在があった。<br />その主流が「リベラル」を僭称してきた現代左翼勢力である。<br />東日本大震災でその悪弊を身をもって体験した著者が昨今のこの国に跋扈する情報災害および彼らの風評加害の実態、そして「何故リベラルが弱者の敵となってしまったのか」を浮き彫りにする。<br />