カメラの前でフリップを出し、記者からの質問に当意即妙に答える。<br />「ロックダウン」「東京アラート」といったフレーズを、メディアに取り上げさせる――。<br />小池百合子は、メディアの特性を熟知している。<br />市場移転、東京五輪にメスを入れはした。<br />コロナ対策でも、愚策を続ける安倍晋三との差は歴然だった。<br />だが政治家としてのビジョンはなにも見えてこない。<br />一体、なにをやりたいのか? 「週刊文春」記者がつぶさにレポートする。<br />