活動をしていないのに自治体から一定の公金を受け取る「幽霊消防団員」。<br />全国的に広がるこの問題は、関係者の間で誰も触れることのできない「闇」となって令和の時代まで受け継がれてきた。<br />なぜ、これまで放置されてきたのか。<br />取材から次々と浮かび上がってきたのは驚くべき実態だった。<br />公費を使った飲み会、「研修」という名の慰安旅行、政治との深い関係……。<br />自ら被災経験を持つ若手新聞記者が、葬られてきた「タブー」に挑む!