一向に収まる気配のない米中対立。<br />両者とも歩み寄る姿勢は見せず、対立が更に激化する恐れも指摘されている。<br />ただ、勝者はすでに決まっていよう。<br />「一帯一路」による巨大経済圏の構築をはじめ、その躍進を見れば中国の勝利は想像に難くないはずだ。<br />この現実から目を背けていては、いずれ日本は世界での影響力を失ってしまう。<br />――ではどうするべきか。<br />その対応策を中国研究40年の著者が中国世界制覇のエビデンスとともに提言する。<br />