知の怪力作家である著者が、江戸「朱引」の内外を歩いて、江戸とはどんなところだったかを体験していく熱情込めた大作。<br />都心をはじめ周縁部でのさまざまな出合いに、著者の好奇心はとどまるところ知らない。<br />本書は新しい東京の姿を味わえる。<br />