戦後最悪の不況の中、縮こまって嵐が過ぎるのを待つのではなく、今こそ企業は自己改革に取り組むべきだ。<br />ただ嘆いていても始まらない。<br />朝の来ない夜はない。<br />トンネルには必ず出口がある。<br />暗闇の中でこそ、足元を見つめ直して組織を変革しよう。<br />「壊すことから始める」「カネを惜しむな」「威張らない上司を養成せよ」……。<br />トヨタ、パナソニック、資生堂など優良企業の事例を元に、気鋭の経営学者が生き残る企業の条件を探る。<br />