雇用の調整弁として「派遣切り」され、職と住まいを同時に奪われた労働者。<br />20年にわたる規制緩和策と労働政策の失敗が、「多様な働き方」の虚妄を白日のもとに晒した。<br />年越し派遣村はどんな教訓を残したのか。<br />雇用と生活を守るにはどうすればいいか。<br />派遣労働者の問題に一貫して取り組み、「年越し派遣村」を主導した派遣ユニオン書記長による、強欲資本主義との闘いの記録と、日本の雇用再生への提言。<br />