この下巻では、ペルシア戦争の顛末に最も多くの筆がさかれる。<br />「マラトン戦役」「テルモピュライの戦い」「サラミスの海戦」をへて「プラタイアの戦い」で雌雄が決するまで、歴史を大きく動かした戦いの詳細が、ペルシアのダレイオス、クセルクセス、ギリシア軍のレオニダス1世らの行動とともに描かれる。<br />