儲かるSDGs――危機を乗り越えるための経営戦略
本書は、「ヒト・モノ・カネがない」「人が来ない」などさまざまな困難を抱える小さな会社や組織が、「SDGs」を活用して売上を上げ、人を集める方法を解説する一冊です。
▼国が旗を振り、2030年まで続く「追い風」に乗る国連が主導して進めているSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)。
2030年までに、日本も含めた世界で達成を目指している17の国際目標です。
最近はニュースや各メディアでも、企業や自治体の取り組みを見たりするようになりました。
ただ、「国連」という言葉があるだけでも、どこか普通の小さな会社のビジネスからは縁遠い感じがしますし、「それって大企業の話だよね?」といったイメージもあります。
しかし、中小企業こそ、いま「SDGs」に取り組むべきです。
なぜなら、経営にSDGsの考え方を採り入れることで、「儲け」と「貢献」がきちんと両立できるからです。
と言うよりも、これからは、儲けるためにこそ「社会や地域に貢献すること」が重要なのです。
▼いま「集客・売上アップ」を実現する最良の方法たとえば、家族経営の小さな農園が、世界的ホテルやミシュランの星を獲得している店から注目される。
小規模な障害者の就労支援事業所が、政府や国際機関の会議に招かれる。
ほかにも、地域密着のスーパー、地方のそれほど有名ではない観光地・施設など、本書ではさまざまな事例を解説しています。
彼らはなぜきちんと儲かるのか? なぜ地方でお金も人手もない中でお客さんを集められるのか? その答えこそ「SDGs」なのです。
中小企業の集客・売上アップや地方のまちおこしなど、多様な場面で結果を出してきた、現場主義のコンサルタントの著者。
その著者が、豊富な事例を交えながら、「SDGs」をあなたの会社、あるいは地域の取り組みに活かす方法を教えます。
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