ブランディング・ファースト〈メソッド編〉
モノがあふれ、人の嗜好が目まぐるしく変わる現代、経営に「ブランディング」の視点は欠かせません。
2020年に刊行して以来、版を重ねているロングセラー『ブランディング・ファースト』の続編として、「実践における具体的な手法・考え方」を解説するのが本書です。
以前と比べても広告がどんどん効きにくくなっている中で、ブランディングは以下の点をはじめ、多くの効果を会社にもたらします。
・自社の売上や利益が増える・優秀な人材が入社し、また社内の優秀な従業員が離職しなくなる・広告宣伝をそれほど行わずとも、自分から自社の情報を取りに来てくれて、発信してくれる「ファン」と呼べるお客様が増えるただ、コロナ禍を経て、私たち中小企業を取り巻く状況はますます深刻化しています。
本書の著者・宮村岳志さんは、「いま苦しんでいる多くの企業に、一刻も早くブランディングに取り組んでほしい」と切実に訴えます。
ブランディングの実践のプロセスについては、前作でも触れており、根本的な理論については本書も変わりません。
ただ、本書では、「中小企業での実践に本当に使える内容」にすべく、さらにメソッドに磨きをかけています。
具体的には、実際にブランディングで取り組むときに「失敗の原因になりやすい要素」を徹底的に潰すことを念頭に置きながら、再構築に取り組みました。
それが本書で「Branding DRIP Method(ブランディング・ドリップ・メソッド)」と呼ぶ手法です。
ブランディングの成否は「走り出す前の準備」にかかっています。
中小企業からベンチャー・上場企業まで、多様な業種・業界を手掛けてきた著者のブランディング手法の実際を体系的に解説し、「ブランディングの本質」をわかりやすく伝えます。
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