戦中史
あの時、日本はなぜ破局をとめられなかったのか?日本人が見のがした転換点とは!?日本史講義の第一人者が4つのテーマから探る、圧巻の近現代史!!かつて、なぜ日本は破局にいたったのか。
いま、私たちは「戦後の終焉」と「戦中の到来」という、大きな歴史的転換点に直面している。
既に、私たちの立っている地点が、後の歴史家から見れば「ポイント・オブ・ノー・リターン」なのかもしれない。
だからこそ、この国でかつてあった‘戦中史’を、破局を回避できなかった負の歴史を直視することが求められている。
政治と軍事、恐慌と戦争、思想と権力、満州と革命。
日本人が見のがした転換点を、四つのテーマから探る。
日本史講義の第一人者が次代に贈る、渾身の近現代史!!かくして、日本人は破局へと歩み続けた。
「なぜ一度潰した制度(軍部大臣現役武官制)は甦ったのか?」「なぜ、景気対策は軍需に頼ることになってしまったのか?」「なぜ、思想は弾圧され、懐柔され、屈従してしまったのか?」「なぜ、日本を超える議論(アジア主義)は潰されたのか?」歴史の転換点をいまこそ、直視する。
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