ついに連勝ストップか……。<br />この日、藤井四段は最大の窮地に立たされることになる。<br />序盤から瀬川五段が攻勢に。<br />そして昼食休憩直後、藤井四段の手がピタリと止まる。<br />考慮時間はなんと1時間16分。<br />プロ入り初の大長考である。<br />しかし、徐々に形勢を取り戻し、最後は藤井四段が終盤力で押し切り、22時53分、13時間に及ぶ激戦がようやく終わった。<br />この対局でデビュー後連勝記録を26に更新。<br />大記録達成まで2勝と迫った。<br />