貿易専門家が解説する日本貿易史。なぜイギリスではなくアメリカが日本を開国させたのか。20分で読めるシリーズ
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)【書籍説明】ヨーロッパ諸国は20世紀初頭には世界陸地の84%を支配した。
それはなぜか。
それは軍事革命によって軍事力を獲得したからである。
ところが、東アジアの片隅にヨーロッパの覇権を寄せつけなかった2つの国がある。
中国と日本である。
日本は徳川時代という歴史上未曽有の長期にわたる平和な時代を築きあげた。
一方の中国はマカオや台湾や香港を支配されたが、それは点的支配であった。
両国ともに、国民の海外渡航を禁じ、特定の地域でのみ貿易を許すという海禁政策をとった。
しかしやがて両国ともに開国せざるを得ない状況となる。
中国はアヘン戦争というイギリスの暴力によって、日本はアメリカのペリーとの交渉によって開国することになる。
この両国の開国の中で、貿易はどのような役割を果たしたのだろうか。
【目次】1.中英アヘン貿易史2.日英貿易史3.日蘭貿易史 4.日米貿易史 5.英印木綿貿易史 6.幕末の金流出7.パリ万国博覧会【著者紹介】姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)千葉市在住。
元商社勤務。
海外駐在員経験2回。
長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。
自身の40年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
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