ナショナリズムを理解できないバカ 〜日本は自立を放棄した〜
愛国者が売国奴を礼賛する摩訶不思議。
「ナショナリズム」という言葉を聞くと反射的に「右翼」「軍国主義」と認識し、毛嫌いするきらいがある。
しかし、本来の意味は違う。
簡単に言えば、歴史や共同体を大切にし、安定的、文化的で保守的なものだ。
ところが、日本の政治は日本人の利益を破壊してきた。
一例を挙げれば、雇用市場を不安定化させ、格差を拡大させてきた。
移民政策を拡大させ、さらに水道の民営化で海外企業に売却が噂されるなど、かつてならば「国賊」「売国奴」と罵られてきたはずの政治家が「自称保守」を自認する人々に支持されてきた。
安倍晋三前総理大臣だ。
安倍氏の後を継いだ菅義偉総理も大した差はない。
’政商’竹中平蔵氏、「中小企業の再編」を菅総理に吹き込んだ元ゴールドマン・サックスのデービッド・アトキンソン氏を「成長戦略会議」のメンバーに入れたくらいだ。
おそらく日本の富が海外(特にアメリカ)に流出し続け、日本の貧国化はさらに進む。
いつの時代も泣きを見るのは、一般庶民だ。
まずは国家とは何かを理解する必要がある。
ナショナリズムと近代とは深い関係がある。
近代国家について考えるときは、まずはナショナリズムを理解する必要があるのだ。
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