自ら学ぶ これからの未来をつくるために必要な力
先生の役割も、生徒がやることも変わった!?ICTで学力は上がらない!?社会の前提が変わった、この時代に、指示待ち人間ではなく、「自ら学ぶ」学生を育てるために、我々、大人は何を意識しなければならないのか?日本全国の学校で導入されているスタディサプリの創設者であり、人材輩出企業であるリクルートの執行役員である山口文洋氏。
教育とビジネスの現場両方での経験を生かし、これからの未来をつくる人材が育っていくために養っていくべき必要な力と、その力を育むための大人の寄り添い方、ICTの活用方法を提示します。
ドラマ化された、大ヒットマンガ『ドラゴン桜』で、その考えがわかりやすく解説されており、学校の先生方はもちろん、親御さん、学生、自分の成長に悩むビジネスマンまで、必読の書です。
■目次はじめに第1章 今、教育現場で目指すべきもの ・現在の学校教育に現場で携わる方々の3つの悩み ・真に取り組むべきは、’3つの学びの柱’を接続していくこと ・ICTが大きな転換を可能にする第2章 自ら学びに向かう「人間性」の育成 1)自分を肯定し、主体的に学ぶ力・すべての土台となる主体性・主体性とは「自己決定性」と「自己肯定感」 ・主体性を育む「PDCA」の徹底 〜偏差値は「自己肯定感」を育てにくい〜 ・個別最適化学習で自己肯定感を高める・EdTech の活用で個別最適化学習を実現する ・先生の役割は、ティーチングからコーチングへ2)多様性を認めて他者と協働する力・多様性の時代を生き抜くための「協働性」・協働学習をするメリットとは?・協力しなければ乗り越えられない課題設定が重要・心理的安全性の担保・授業外でダイバーシティを体験する・先生が多様性を体験する必要性第3章 未知の社会に対応する「批判的思考力・創造性、問題発見・解決力」の育成1)批判的思考力と創造性・情報社会を生き抜くために必要な力 ・批判的思考力とは「?」を投げかける力・創造性とは新しいものを作り出す力・批判的思考力と創造性は両輪で養われる・批判的思考力と創造性を養う具体的アクション 2)自ら問題を発見し、解決する力・情報を「検索」できてしまう時代に必要な「問題発見力」・問題の発見は「理想と現実のギャップ」から生まれる・問題発見・解決力を養うには?・問題発見・解決力を養う先生の役割・行事や校則は生徒に考えさせる第4章 ’3つの学びの柱’を接続して高める「メタ認知力」の育成1)自分を俯瞰的に理解する力・’3つの学びの柱’を接続させる「メタ認知力」・メタ認知とは何か?・学校でメタ認知力を高めるためには?・個別最適化学習を通してメタ認知を高める ・メタ認知を養う具体的アクション2)社会とつながり、自分を考える 〜キャリア学習〜・社会で自分をどう生かしていくかを考える・実社会が最高の教材・自分を知るためのキャリア教育・社会を知るためのキャリア教育・キャリア教育のための具体的アクション全国での取り組み事例 1 2 3【補稿】変革の潤滑油となるICTの使い方のまとめおわりに
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